ムーラン
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ムーラン(Moulins)はフランス中央部、アリエ川の東岸に位置するオーヴェルニュ地域圏の都市で、アリエ県の県庁所在地である。
ムーラン | |
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地域圏 | オーヴェルニュ |
県 | アリエ |
行政機能 | 県庁所在地 |
人口 | 21,892 人 (1999年) |
面積 | 8.61 km² |
ムーランの地名はアリエ川沿岸に点在する風車小屋(フランス語:moulin)に由来するとされる。1327年、端麗王シャルル4世がブルボネ(Bourbonnais)地方を公爵領としたのを受けて、ルイ1世が最初のブルボン公となり、その首都がムーランにおかれた。
15世紀末、ピエール2世がブルボネ、ボージョレ、フォレ、オーベルニュの各地方をその支配下におくと、ムーランはその文化および芸術において黄金期を迎えた。しかし、ヴァロワ朝の国王フランソワ1世はブルボン公爵家の繁栄を妬み、ピエール2世の義理の息子であるシャルル・ド・ブルボンを攻め、1532年にブルボン公爵領はフランス王家に没収される。
1540年10月16日、ナバラ女王ジャンヌ・ダルブレとヴァンドーム公アントワーヌ・ド・ブルボンの結婚式がムーラン城内のチャペルで行なわれた。彼らの間に生まれたのが、1589年、ブルボン朝最初の国王となったアンリ4世である。