ラヴォス
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ラヴォスは、コンピュータRPG『クロノ・トリガー』に登場する、架空の生命体でありラストボスである。『クロノ・クロス』にも大きく関わる。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] ラヴォスと星の歴史
ラヴォスは、原始時代 (B.C.65,000,000) に宇宙から落下してきた、宇宙寄生生命体である。この落下の衝撃により、星は氷河期に突入する。「ラヴォス」という名は、原始時代にエイラによって名付けられた。エイラたちの言葉で「ラ」は「火」、「ヴォス」は「大きい」という意味である。
古代の時代 (B.C.12,000) では、魔法文明であるジール王国は、「魔神器」を用いてラヴォスの力を利用し、大地を氷に覆われた地表から浮上させ繁栄していた。しかし、後に魔神器によるラヴォスの制御に失敗したためにラヴォスが目覚め、星は大災厄に見舞われる。このときの災害は、後に A.D.1,999 に起こる「ラヴォスの日」の大災害よりは軽いものだったが、ジール王国を滅亡させるには充分なものだった。このときラヴォスは再び地中に潜ったため、時が経つにつれてラヴォスの存在は人々の記憶から消えていった。
A.D.1,999の、後に「ラヴォスの日」と呼ばれる日に、ラヴォスは完全に目覚めて地表に現れる。ラヴォスは世界中に炎の雨を降らせ、星を滅ぼす。これにより人類の文明は崩壊する。A.D.2,300の未来の人類は、ラヴォスによって焼き尽くされ汚染された大気から身を守るため、いくつかのドームの中で細々と生活している。さらにラヴォスは、新たな星に寄生させるための子供を死の山に産み落とす。
主人公であるクロノたちは冒険の途中で荒廃した未来へたどり着き、そこでラヴォスによって滅ぼされる星の運命を知る。クロノたちは様々な時代を旅し、最終的にはラヴォスを打ち倒す。これにより滅びの未来は回避され、星が滅亡することは無くなった。
[編集] ラヴォスの生態
『クロノ・トリガー』で語られるラヴォスの生態をまとめると、以下のようになる。
- 宇宙から飛来し、星へ衝突する。
- 衝突すると同時に星の内部へ深く潜り、星に寄生する。
- 星に寄生する間、星のあらゆる生物のDNAを絶え間なく集める。
- DNAの採取が充分に完了すると、地表に現れて星を滅ぼす。
- 星を滅ぼした後、子供を産み落とす。この子供たちは、新たな星に寄生するために宇宙へ旅立つ。
[編集] ラヴォスとの戦闘
ラヴォスを完全に倒すまでに、クロノたちは3つの異なる形態のラヴォスと戦うことになる。
- ラヴォス外殻
- ラヴォスの本体はラヴォスの殻の中にあるが、殻の内部に侵入するためには、ラヴォスの外殻と戦いこれを倒さなくてはならない。
- ラヴォスの外殻は、それまでにクロノたちが戦ってきた数体のボスの攻撃パターンを真似てクロノたちと戦う。これらの「真似ボス」が倒されると、ラヴォスの外殻は真の力を現してクロノたちに挑みかかる。
- 外殻との戦いは、シルバードに乗ってラヴォスに突っ込み、殻を打ち破って内部に侵入するという方法で回避することもできる。この場合シルバードは大破してしまい、そのためラヴォス打倒後のエンディングが変わる。
- ラヴォス
- 外殻を打ち破り内部に侵入すると、ラヴォスの本体がいる。このラヴォスは、2本の腕を持っている。
- ラヴォスコア
- ラヴォス本体を倒すとラヴォスコアが現れる。これがラヴォスの最終形態である。ラヴォスコアは、中央の人型のものと左右の二つのビットから成り立っている。一見、中央の人型がラヴォスコア本体のように見えるが、実際の本体は右側のビットであり、ラヴォスを完全に滅ぼすためには右側のビットを倒さなくてはならない。
[編集] クロノ・クロスのラヴォス
『クロノ・クロス』では、魔神器やグランドリオンの原料である「ドリストーン」がラヴォスの一部であり、生物の進化を促す真の凍てつく炎だということが判明。ラストボス「時を喰らうもの」は倒されたラヴォスが変貌したものである。
[編集] 時空冒険 ぬうまもんじゃ～のラヴォス
ラヴォスの真下にヌゥ・マモがいた時代に通じるゲートがあったため、カエルと協力した彼らに倒された。
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| 主要シリーズ | クロノ・トリガー（登場人物 / ストーリー） - クロノ・クロス（登場人物 / ストーリー） |
| 関連作品 | ラジカル・ドリーマーズ -盗めない宝石- - 時空冒険 ぬうまもんじゃ～ - ゼノギアス |
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| 登場人物 | クロノ - マール - ルッカ - カエル - ロボ - エイラ - 魔王 三魔騎士（ビネガーとソイソーとマヨネー） - ジール - サラ - ボッシュ - ガッシュ - ハッシュ - ヌゥ |
| ストーリー | グランドリオン - シルバード - ラヴォス |
