リチャード・ボング
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リチャード・アイラ・ボング(Richard "Dick" Ira Bong, 1920年9月24日-1945年8月6日) は太平洋戦争で活躍したアメリカ陸軍航空隊のエース・パイロット。最終階級は少佐。名誉勲章受章。40機撃墜はアメリカ全軍を通しての最高記録。機首に婚約者の大きな写真を貼った愛機P-38“マージ号”で知られる。
ウィスコンシン州ポプラで生まれ、1941年5月に陸軍航空隊へ入隊。1942年10月から南西太平洋戦線に配属された。
格闘戦には不向きなP-38で日本軍機を相手に戦い、1944年4月、第一次世界大戦中にエディー・リッケンバッカーが記録した26機を上回ってアメリカ軍を通じてのトップエースとなる。同年12月に名誉勲章を受章した後は本国勤務に回され、婚約者と結婚してPR活動と新型ジェット戦闘機P-80のテストパイロットを務めていたが、1945年8月6日、P-80の離陸直後の墜落事故で死亡した。
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Richard I. Bong World War II Heritage Center
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