ロス・インディオス
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ロス・インディオス(LOS INDIOS)は、日本の老舗バンド。
ラテン音楽から歌謡曲まで幅広く手がけている。1960年代からヒットソングも何本も出している日本歌謡界には欠かせない存在である。また、中南米の音楽の日本における普及にも貢献しており、現在でもテレビなどにも出演している。
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[編集] 略歴
1962年に結成。棚橋静雄をリードボーカルに、ラテン音楽を中心に音楽活動を行う。またこれらの糧を生かし、ムード歌謡が全盛期のさなか、1968年に「コモエスタ赤坂」「知りすぎたのね」(現在でもテレビなどでも聴く事ができる)を発表。いずれもヒットソングとなり、有名歌手グループとなる。
1979年には女性歌手・シルヴィアと共に歌った大ヒットしたデュエットソング「別れても好きな人」を発表した。(歌自体は1975年にリリースされていたがデュエットではなかった。発表は'79年だが、ヒットしたのは1980年に入ってから)。他にもデュエットソングを発表し、デュエットブームの一翼を担った。
1993年には桑江知子が女性ボーカルとして加わった。結成40年以上たった現在でも、テレビ・コンサートなどで積極的に活躍している。
[編集] メンバー
- チコ本間(ちこ ほんま、1940年8月25日 - )…東京都出身。ギター。他アルパやチャランゴなども奏でる。日本におけるラテン音楽の楽器演奏のパイオニア的存在でもあり、単独で音楽活動を行う事もある。本名は本間保睦。
[編集] ゲスト女性ヴォーカル
基本的に男性のみのバンドなので、女性歌手とコンビを組み、デュエットソングなどもこなしてきた。以下は、ロス・インディオスと共に活動したことのある人物。テレビなどでは、現在でも共演することもしばしば見かけられる。
- シルヴィア…元々は、クラブハウス歌手であったがスカウトされ、1980年(発売は1979年)のヒット曲「別れても好きな人」に女性ボーカルとして参加。ロス・インディオス&シルヴィアとして、その後も活動を共にしていたが、1983年に独立した。
- 桑江知子…1993年より参加。ロス・インディオス&桑江知子として活躍。1979年リリースしたヒットソング「私のハートはストップモーション」でデビュー。1997年に再びソロ歌手として出発した。
[編集] 代表曲
- コモエスタ赤坂
- 知りすぎたのね
- 別れても好きな人
- それぞれの原宿
- うそよ今夜も