下川駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
下川駅(しもかわえき)は、北海道(上川支庁)上川郡下川町にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)名寄本線(廃線)の駅(廃駅)である。跡地には下川バスターミナル(正式名称:下川町バスターミナル合同センター)が建設され、名士バスによる名寄本線代替バスが発着している。
目次 |
[編集] 駅構造
有人駅。相対式ホーム2面2線をもつ地上駅であった。下川鉱山(閉山)とを結ぶ線路があった。
[編集] 列車運行状況
廃止直前には、平日のみ名寄駅から当駅止まりの列車が設定されていた(折り返し便はなかった)。また、急行紋別・天都の運転されていた時代には、それらの停車駅であった。
[編集] 駅周辺
下川町の中心部で商店街もある。
- にぎわいの広場
- 下川町立下川中学校
- 下川町役場
- アイスキャンドルミュージアム
- 五味温泉
- ミニ万里の長城
[編集] 歴史
- 1919年(大正8年)10月20日 - 開業。
- 1987年(昭和52年)4月1日 - 貨物営業停止。
- 1989年(平成元年)4月30日 - 営業最終日。70年間の歴史に幕を閉じる。
- 1989年(平成元年)5月1日 - 名寄本線廃止にともない廃駅。名寄本線代替バスの運行が始まる。
- 1991年(平成3年)5月 - 下川町のバスターミナル合同センターが当駅跡地に完成する。
[編集] 隣の駅
- 北海道旅客鉄道
- 名寄本線
- 岐阜橋駅 - 下川駅 - 二ノ橋駅
[編集] 現況
下川駅廃駅後、跡地に下川町バスターミナル合同センター、にぎわい広場、ゲートボール場がある。広場には名寄本線を走っていた車両が残っている。バスターミナルは名寄本線代替バス、町営バスのバス停として、2階は大ホールとなっていて披露宴や講演会、会議等で使用できるようになっている。下川町商工会などの事務所が複数入っている。
[編集] 概要
始発(5:00頃)~終バス(23:00頃)まで待合室の電気がつく。路線内で数少ないテレビ・暖房・きれいなトイレ・公衆電話・自動販売機付きのバス停。平日の日中から夕方はバス会社の人ではないが有人である。
[編集] 関連項目
名寄本線(廃線)
カテゴリ: 鉄道駅関連のスタブ項目 | バス関連のスタブ記事 | 日本の鉄道駅 し | 北海道旅客鉄道 | 北海道の廃駅 | 日本のバス停 し | 北海道のバス停 | バスターミナル