湧別駅
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湧別駅(ゆうべつえき)は、北海道紋別郡湧別町栄町に存在した日本国有鉄道(国鉄)-北海道旅客鉄道(JR北海道)名寄本線の鉄道駅。
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[編集] 概要
中湧別駅から分岐する支線の終着駅となっていたが、この区間は末期には列車本数が朝夕の2往復しかなく、国鉄時代には清水港線(1往復/日)に次いで旅客列車の少ない区間として鉄道ファンに知られていた。
しかしその様な駅でありながら、1986年11月1日国鉄ダイヤ改正まで駅員が配置されており、その後廃止時までは簡易委託駅となっていた。
[編集] 構造
廃止時は、木造駅舎と片面ホーム1本だけの駅であった。なお、中湧別-湧別間には四号線駅(国鉄時代は仮乗降場)が存在したが、国鉄時代は事前に車掌へ降車する旨を伝えておかないと、乗降場を通過して運行することがあった。
[編集] 歴史
- 1916年11月21日 湧別軽便線(後の名寄本線)の下湧別駅として開設
- 1954年11月10日 湧別駅に改称
- 1986年11月1日 簡易委託駅となる
- 1989年5月1日 名寄本線廃止に伴い廃駅
- 日付不明 駅舎解体
[編集] 隣の駅
- 北海道旅客鉄道
- 名寄本線(支線)
- 四号線駅 - 湧別駅
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