中新世
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中新世(ちゅうしんせい, Miocene)は地質時代のひとつで、2,300万年前から500万年前までの期間。
新生代の第四の時代。
目次 |
[編集] 分類
- メッシニアン (7.246 - 5.332 MYA)
- トートニアン (11.608 - 7.246 MYA)
- サーラバリアン (13.65 - 11.608 MYA)
- ランギアン (15.97 - 13.65 MYA)
- バーディガリアン (20.43 - 15.97 MYA)
- アキタニアン (23.03 - 20.43 MYA)
[編集] 背景
大陸はほぼ現在の様相だが、北アメリカ大陸と南アメリカ大陸は離れている。造山運動が、ヨーロッパ・アルプス山脈と北米・ロッキー山脈で始まった。日本がユーラシア大陸から分離し、日本海が形成された。
[編集] 気候
一般的に温暖であったが、南極には氷床が発達・拡大していた。中新世の終わりには氷床は大陸のほとんどを覆うようになっていた。
[編集] 生物
海と陸の生物相はより現代に近づいた。オオカミ類、ウマ類、ビーバー類、シカ類、ラクダ類、カラス類、カモ類、フクロウ類、クジラ類、メガロドンなどは、中新世にすでに存在していた。
孤立している南米大陸とオーストラリア大陸のみ異なった動物相である。
[編集] 関連項目
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