始新世
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始新世(ししんせい、Eocene)は地質時代のひとつで、5,500万年前から3,800万年前までの期間。新生代の第二の時代。
始新世の最初には、シベリアに大隕石が激突し、それが引き起こした気候変動により、新哺乳類に最初の危機が訪れた。
目次 |
[編集] 分類
[編集] 気候
始新世の初期に気温が急速に上がり始め、10万年で7℃の上昇をした。高温期は20万年続いた。
[編集] 生物
現存哺乳類のほとんどの目は、始新世の初期に現れている。ウシ目・ウマ目。新しい目の種はまだ小さく、10kg以下である。鳥類の現存目も、この時代に現れる。
北米とヨーロッパの生物相は類似している。両者に陸橋があったと推定される。
[編集] 関連項目
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