中村哲 (医師)
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中村 哲(なかむら てつ、1946年9月15日 - )は日本の医師。 ペシャワール会医療サービス(PMS)総院長。
福岡市出身。福岡県立福岡高等学校を経て九州大学医学部卒業。国内病院勤務ののち、1984年パキスタン北西辺境州の州都ペシャワールに赴任。以来、20年以上にわたってハンセン病を中心とする医療活動に従事。登山と蝶が趣味。
その長いパキスタン・アフガニスタン地域での活動には定評があるが、一方でアフガニスタンの旧支配勢力ターリバーンに対して強いシンパシーを見せることでも有名であり、度々明白に事実と反する、若しくは状況から事実とは考えがたい情報をメディアや講演で提供して一部から批判を浴びた。
母方の叔父が火野葦平、祖父が若松の親分だった玉井金五郎である。