中谷瑾子

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中谷 瑾子（なかたに きんこ、1922年8月23日 - 2004年6月23日）は、慶應義塾大学名誉教授（刑法）・法学博士である。

1950年、慶應義塾大学法学部卒。同大法学部助手、助教授を経て、1962年より、慶應義塾大学法学部教授。1970年4月から翌年3月まで、ヨーロッパ諸国の大学、矯正施設を視察。厚生労働省の諮問機関「厚生科学審議会」の委員として医療法分野での功績の他、公安審査委員会委員としてオウム真理教の破防法適用の審査を行った。2004年6月23日、死去。享年81。

医事刑法や女性犯罪等の他、家族法の研究でも知られている。傘寿祝賀論文集として、中谷瑾子傘寿祝賀『21世紀における刑事規制のゆくえ』（現代法律出版）がある。

[編集] 著書編著

• 『刑法事典』（立花書房、編著）
• 『子殺し親殺しの背景』（有斐閣、編著）
• 『刑法総論講義』（青林書院、共著）
• 『刑法各論講義』（青林書院、共著）
• 『刑法総論』（法学書院、共著）
• 『刑法各論』（法学書院、共著）
• 『女性犯罪』（立花書房、編著）
• 『児童虐待を考える』（信山社）
• 『わが心の軌跡』（信山社）
• 『21世紀につなぐ生命と法と倫理』（有斐閣）
• 『21世紀につなぐ生命と法と倫理続』（有斐閣）
• 『医事法への招待』（信山社）

[編集] 門下生

• 井田良
• 後藤弘子