人生という名の列車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
人生という名の列車 | ||
---|---|---|
馬場俊英 の アルバム | ||
リリース | 2006年4月12日 | |
ジャンル | フォーク | |
時間 | 66分38秒 | |
レーベル | フォーライフ・ミュージックエンタテインメント | |
レビュー | ||
オリコンアルバムチャート初登場29位 |
||
馬場俊英 年表 | ||
blue coffee (2004年) |
人生という名の列車 (2006年) |
人生という名の列車(じんせいというなのれっしゃ)は、馬場俊英がメジャー復帰を果たした後に初めて発表した作品およびそのタイトル楽曲で、実質的な再デビューアルバムと言える。発売元は10年前に所属していたのと同じフォーライフ・ミュージックエンタテインメント。
目次 |
[編集] 内容
- 2000年のフォーライフ・ミュージックエンタテインメントとの契約終了後からインディーズ活動を主にしていた馬場俊英だが、2005年にメジャー復帰を果たし、その後にリリースされた初めてのオリジナルアルバムである。
- 作品自体は前作から2年ほどのブランクだが、メジャー復帰という点から比較的多くのレコード店で流通し、入手可能な店舗が増えた。
- インディーズでリリースしたシングルの曲も含まれているが大半はアルバムバージョンとして収録されている。
- 初回盤は特別付録12cmCDとして「LIVE 4 SONGS」と銘打ったライブ音源が付属していたが、上記のような話題性もあったためにすぐに売切れてしまっている。
- また、予約特典として一部の店舗では架空の文庫「ホームラン文庫」から発行された「色褪せながら 輝きながら」というサブノートが配布されていた。
- シングル「一瞬のトワイライト/旅人たちのうた」のB面扱いで収録された駒沢セレナーデ、オセロゲーム、シングル「BOYS ON THE RUN 4 SONGS」に収録された男たちへ 女たちへ 、花火、シングル「今日も君が好き」に収録されたこの街で は男たちへ 女たちへとこの街でがライブ音源として初回特典に付属している以外はスタジオテイクが未収録になっている。特にこの街でに関しては馬場本人も収録できなかったことが惜しいと解説でも語っている。
[編集] 収録曲
[編集] DISC1
- ボーイズ・オン・ザ・ラン~Album version~
いまや馬場の代表作とも言える楽曲。もともとは2001年の4thアルバム「フクロウの唄」に収録されている1曲にすぎないが、楽曲そのものが一人歩きし、徐々に人気が出て、その後2002年の5th「鴨川」にはリアレンジバージョンが、2004年にはコブクロとのデュエットバージョン(このバージョンのみ未CD化・おちまさとのラジオ番組「ASAHI SUPER DRY ACCESS ALL AREA」の番組内企画で数回のみのOA)、そして2005年には再メジャーデビューシングルとしてリリースされている。 - 君の中の少年
映画「ピーナッツ」の主題歌としてNO PLANに提供した楽曲のセルフカヴァー。このバージョンではシンプルな弾き語り風のアレンジに変えられ、本来の馬場俊英スタイルともとれる仕上がりになっている。なお、最後のコーラスはフォーライフのスタッフたちによるものである。 - 風の羽衣
- STATION
- 一瞬のトワイライト
- 今日も君が好き~Album version~
- 涙がこぼれそう
- アイビー
- 人生という名の列車
本作のタイトルトラック。タイトル元は手塚治虫の大ヒット作「ブラック・ジャック」の最終話と思われる。元々はおちまさとのラジオ番組「ASAHI SUPER DRY ACCESS ALL AREA」の番組内企画で1回きりのOAのつもりで書き下ろされたが、あまりの反響に最終回までOAされ続け、それ以来CD化の要望が殺到していた曲。ライブでは既に何度も披露し、未CD化にもかかわらずNO PLANがカヴァーを発表するなど単なる企画物に収まらない曲である。なお、この曲は一部詞に1曲目のボーイズ・オン・ザ・ランとリンクする部分が存在する。また、アクセスオールエリアのバージョンでは「平成17年」のことを歌っていたことに対してCD化されたのが翌年の「平成18年」となったことで歌詞が一部変更され、アレンジも一部直されている。 - 遠くで 近くで
- スタートライン~Album version~
- 旅人たちのうた~Album version~
[編集] DISC2 (初回盤のみ)
- この街で
- 陽炎
- 愛のうたを歌いたい
- 男たちへ 女たちへ
- 全曲作詞作曲 馬場俊英