今中大介
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
今中 大介(いまなか だいすけ、1963年7月24日 - )は、元自転車ロードレース選手。広島県広島市出身。広島城北高等学校~大分大学大学院工学研究科卒業。2005年現在は株式会社インターマックス代表。
シマノの社員としてツール・ド・北海道総合優勝(1990年・1991年・1993年)を始めとする国内の自転車レースタイトルを次々と獲得したあと、1994年に渡欧。イタリアのプロチーム「Team Polti」に所属し、1995年にジロ・デ・イタリア、1996年にツール・ド・フランスに参加した(完走はならなかった)。
ツール・ド・フランス参加については「日本人で唯一近代ツールを走った」、という快挙を成し遂げたことになる(ツールへの日本人の参加自体は1920年代に川室競が出場しているが、当時はルール等が現在のように整備されておらず、レース形態もほとんど別物だった)。1997年のシーズン終了後現役を引退し日本に帰国する。
帰国後1998年にインターマックスを設立。自身プロロードマンであった経験をもとに、レース用の自転車フレームを精力的に開発している。国内ロードレース界からの信頼も厚く、自転車雑誌への寄稿、イベントなどの参加を通し、スポーツとしての自転車の普及に尽くしている。近年はJ SPORTSの自転車ロードレース中継での解説でもおなじみである。
[編集] インターマックス
株式会社インターマックス(Inter Max)は自転車及びその関連商品の輸入販売をおもな業務としている。本社は山梨県甲府市。