佐瀬昌盛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
佐瀬昌盛(させ まさもり 1934年-)は、拓殖大学海外事情研究所教授。専門は、ヨーロッパの国際政治、安全保障論。
中国・大連生まれ。東京大学教養学部卒業。西ドイツのベルリン自由大学に留学後、東京大学助手、成蹊大学助教授、防衛大学校教授をへて、現職。国際安全保障学会会長(2002年-)。産経新聞の「正論」執筆者の一人でもある。
目次 |
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『西ドイツの東方政策』(日本国際問題研究所, 1973年)
- 『西ドイツ戦う民主主義――ワイマールは遠いか』(PHP研究所, 1979年)
- 『チェコ悔恨史――かくて戦車がやってきた』(サイマル出版会, 1983年)
- 『『朝日』の報道はここがおかしい――軍事情報をめぐる虚と実』(力富書房, 1988年)
- 『摩擦と革命――東欧、脱ソ連化の軌跡』(文藝春秋, 1990年)
- 『NATO――21世紀からの世界戦略』(文藝春秋[文春新書], 1999年)
- 『集団的自衛権――論争のために』(PHP研究所[PHP新書], 2001年)
[編集] 共著
[編集] 共編著
- (志水速雄)『ソ連東欧』(原書房, 1982年)
- (木村汎)『ゴルバチョフ革命――ペレストロイカの挑戦と障害の分析』(サイマル出版会, 1988年)
- (石渡哲)『転換期の日本そして世界』(人間の科学社, 1995年)
- (秦郁彦・常石敬一)『世界戦争犯罪事典』(文藝春秋, 2002年)
- (木村汎)『プーチンの変貌?――9・11以後のロシア』(勉誠出版, 2003年)