佐藤観樹
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佐藤 観樹(さとう かんじゅ、昭和17年(1942年1月29日 ‐ )は、昭和・平成期における日本の政治家。
衆議院議員(11期)。自治大臣(44代)。国家公安委員長(54代)
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[編集] 概要
- 愛知県出身。
- 愛称はサトカン。
[編集] 略歴
[編集] 経歴
- 当選回数は11回、民主党内では横路派に属していた。麻布高等学校を経て、早稲田大学政治経済学部を卒業。文藝春秋社社員を経て1969年に初当選した。
- 1993年には日本社会党の中央執行副委員長に就任。同年に成立した細川内閣では自治大臣と国家公安委員会委員長を兼務する。1996年には発足した社会民主党で幹事長という要職に就任するも同年、旧民主党に鞍替えする。この年の総選挙では落選するが、2000年の総選挙では小選挙区で当選して政界に復帰。2003年の総選挙では、小選挙区で敗れるも、重複立候補していた比例代表東海ブロックで復活当選した。党内においては民主党両院議員総会長や民主党愛知県連代表といった要職に就いた。
- 2004年には秘書給与詐取疑惑が持ち上がった。秘書給与計約1700万円をだまし取ったとされる。民主党を除籍になり議員も辞職。妻らと共に詐欺容疑で逮捕された。同年9月9日の名古屋地裁は実刑判決を言い渡し、2005年1月28日、名古屋高裁も一審判決を支持し、控訴を棄却した。
[編集] 一族
[編集] 家族・親族
- 父・佐藤観次郎(衆議院議員)
[編集] 文献
[編集] 著書
- 『体験的地方分権:自治大臣の263日』ぎょうせい、1995年1月、ISBN 4324044082
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- http://web.archive.org/web/20030628062936/http://www.satokan.com/index.html 佐藤観樹事務所(平成15年(2003年)6月時点のページ)
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