内藤記念くすり博物館
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内藤記念くすり博物館(ないとうきねんくすりはくぶつかん)は、岐阜県各務原市川島竹早町1にある、医学、薬専門の博物館である。
[編集] 概要
1971年(昭和46年)6月、日本初の薬に関する総合的な博物館として、岐阜県羽島郡川島町(現各務原市)のエーザイ川島工園の中に設立される。デザインは白川郷の合掌造りをモチーフとしている。
洋の東西に関係なく、様々な薬学、医学に関する歴史、薬の扱い方、健康への知識、及びエーザイの歴史が展示され、収容されている薬の資料は約50,000点。図書は約55,000点に及ぶ。江戸時代の製薬道具、医学道具の実物の展示や、江戸時代の薬屋の状況を復元、解体新書等の貴重な文献が展示されている。
毎年、隣接する薬草園で、薬草観察会等のイベントが行われている。
- 開館時間:9時~16時
- 休館日:毎週月曜日及び12月28日~1月8日
- 入館料:無料 (受付で記帳が必要)
館内に飲食場所は無いので注意。但し、3日前までに予約をすれば、近くの関連施設で薬膳料理を食べる事が可能。
[編集] 公共交通機関
- 名鉄一宮駅バスターミナルより名鉄バス、川島行きで川島学校前バス停下車、徒歩25分。
- 名鉄岐阜駅より岐阜バス、川島松倉行きで川島中学校前バス停下車、徒歩25分。
- 各務原市役所前駅より各務原市ふれあいバス、内藤記念くすり博物館行きで終点下車、徒歩0分。