加藤良三
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加藤 良三(かとう りょうぞう、1941年 - )は日本の外交官。
東京都出身。旧制成蹊高校を経て、東京大学法学部を経て、1965年(昭和40年)に外務省に入省した。オーストラリア、エジプトの大使館で書記官を務めた後、本省条約局およびアメリカ局に勤務した。
1987年(昭和62年)に駐アメリカ合衆国公使に任命され、その後サンフランシスコ総領事、アジア局長(1995-97年)、総合外交政策局長(1997-1999年)、外務審議官(1999-2001年)などを歴任、総政局長→事務次官へのコースを、入省が1期先輩にあたる川島裕同様切りひらくかと見えたが、川島の後任次官には野上義二(加藤の1期後輩の昭和41年入省組)が就任し、加藤は2001年(平成13年)10月に駐アメリカ合衆国大使に任命された。この人事は田中真紀子外務大臣と外務省事務方とのトラブルの影響を受けたとも言われる、
[編集] 野球好き
加藤は野球に造詣が深く、ソフトバンク監督王貞治とも懇意であることから、夕刊フジ編集委員・江尻良文はコミッショナーにふさわしい人物と挙げたことがある。
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