南北分断路線
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南北分断路線(なんぼくぶんだんろせん)とは、日本統治時代の終了後の朝鮮半島において、北部地域に朝鮮民主主義人民共和国、南部地域に大韓民国が成立した事により、38度線~軍事境界線によって分断された4つの鉄道路線のことである。
- 京義線(ソウル~都羅山、板門~開城~新義州)
- 京元線(ソウル~新炭里、平康~元山)
- 北朝鮮側では、日本統治時代の咸鏡線元山~高原間と共に、江原線(高原~平康)と呼称
- 東海北部線(廃線)
- なお1997年に金剛山青年線(安辺~金剛山)として、旧:東海北部線の北朝鮮側に該当する区間が新規開業している
- 金剛山電気鉄道(廃線)
上記の内、前者2路線は分断後もそれぞれの統治地域において営業が行われているが、後者2つに関しては廃線となっている。現在、京義線と東海北部線(東海線)に関しては、再連結のための動きがある。京義線・東海線鉄道及び道路の連結事業を参考のこと。