臨津江駅
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臨津江駅 | |
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駅舎 | |
{{{caption}}} | |
所在地: | 京畿道坡州市汶山邑 |
線区名 | |
線名: | 京義線 |
駅番号: | {{{number}}} |
駅種別: | 運転簡易駅 |
等級: | 3級 |
各種表記 | |
ハングル: | 임진강역 |
韓国漢字: | 臨津江驛 |
平仮名 (日本語読み仮名): |
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片仮名 (現地語読み仮名): |
イムジンガンニョク |
英語案内: | Imjingang Station |
臨津江駅(イムジンガンえき)は、大韓民国京畿道坡州市にある韓国鉄道公社京義線の駅である。
目次 |
[編集] 駅構造
民間人統制区域の直前の駅であるため、ソウル方面発着専用ホームと、民間人統制区域内にある都羅山駅方面出発専用ホームが分かれている。
双方は連続した単線のホームだがホーム中央部分で比較的低い柵で隔離されており、憲兵が厳重に監視している。
[編集] 駅周辺
- 臨津江
- 臨津閣
[編集] 歴史
[編集] 利用状況
- ソウル駅と当駅を結ぶ通勤列車が1日に34本設定されている。
- 民間人統制区域に近く、付近に住宅があまり存在しないため、生活目的の利用者はほとんどいない。ほとんどが当駅近くの臨津閣やその付随施設などの利用者や、隣駅の都羅山駅まで向かう利用者である。
[編集] 概要
都羅山駅への乗車手続きを行う駅であり、都羅山駅方面専用改札ではX線検査、金属探知機が設置されている。それら手続きのため、駅構内にはチケット売り場、軽食を取る場所、多くの待合用ベンチが設置されている。
当駅から徒歩約10分の所に臨津閣などの観光施設がある。
隣駅の都羅山駅と共に分断の現実を肌で感じることができる駅である。
[編集] 都羅山駅までの乗車方法
本内容は2006年8月現在の内容であり、情勢により予告無く変更される可能性がある。
- ソウル方面から到着時
ソウル方面から当駅に到着する全ての列車は、ソウル方面発着専用ホームに到着する。都羅山直通列車の場合、全ての乗客は強制下車させられ憲兵が車両内を確認する。厳重な監視の下、ドアを一旦閉めて車両のみ都羅山駅方面出発専用ホームに移動する。その列車にはすでに前の列車で到着し検査を終えた乗客達が乗車する。よって今下車した乗客が都羅山駅に向かう場合、必ず約1時間後の次の列車に乗る必要がある。
- 民間人統制区域への入域手続
ソウル方面発着専用ホームには民間人統制区域へ入域のためのチケット売り場がある。所定の料金を支払って観光証を受け取る。都羅山駅を往復するのみのチケットと、都羅山駅周辺の付近の観光(安保観光)がセットになっているものがある。観光は午前と午後のそれぞれ指定された列車のみ可能であり、所定の定員を超えた場合は発売が中止されるため注意が必要である。また身分証明の持参が必須である。外国人の場合はパスポートで購入可能である。
- 都羅山方面乗車
発車時刻の15分前になると検査が始まる。乗車までに都羅山駅からの帰りの切符を購入しておく必要がある。乗車券(往復)、身分証、観光証を憲兵が確認する。手荷物はX線検査を行う。金属探知機を通ってボディーチェックを受ける。これらの検査が済むと、都羅山駅方面出発専用ホームにようやく入場することができる。先ほどと同様にソウル方面からの乗客が全員下車した列車が、憲兵の厳重な監視の下、ホームに進入し再度ドアが開いて乗車可能となる。
平壌(都羅山)方面から到着する全ての列車はソウル方面発着専用ホームに発着する。また所持している観光証は、都羅山駅の改札にて憲兵または駅係員に返却するため、下車の必要はない。
[編集] 隣の駅
[編集] その他
なお「臨津江」を名乗る駅は、日本統治時代の1938年~1941年にも存在していた。だが、その駅は今の日本で言う「臨時駅」で、駅の位置も大きく異なっていた。そのため、臨津江駅のウェブサイトでは開業日は2001年となっている。
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