南原竜樹
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南原 竜樹（なんばら たつき、1960年 - ）は、自動車輸入販売の株式会社オートトレーディングルフトジャパンの代表取締役、株式会社エルシーアイの取締役会長。
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[編集] プロフィール
岡山県出身。愛知工業大学在学中、土木工学を学ぶ傍ら中近東からの自動車の並行輸入を始める。1984年にヨーロッパからの輸入を開始し、1988年2月12日にオートトレーディングルフトジャパン株式会社を設立した。
厳格な家庭環境で育ち、両親によく怒鳴られたり殴られたりすることが多かった。それを反面教師にしたのか、クールで冷静だが自分の主張は押し通す面があり、テレビ番組『マネーの虎』ではベタ褒めしていた志願者を一気に突き落とすといった冷酷な面もみられた。川原ひろし社長や岩井良明社長、堀之内九一郎社長と衝突することが多かった。
「マネーの虎」以前に、「快速・通勤仮面」でテリー伊藤と共演したり、名古屋ローカルのバラエティ番組「きゃぶと虫」にレギュラー出演するなどメディア出演に積極的であった。また、テリー伊藤とは親交が深く、イメージポスターに伊藤を起用したり、番組で共演するなど縁が深いことで知られている。
- フランスロールに出資した際は、快進撃を続け、店舗拡大の為の車を要求する志願者を「井の中の蛙」と切り捨て、フランスへの修行へ向かわせた。
- 他社社長に対して、必ず「社長」とつけるが、なんでんかんでんフーズの川原ひろし社長だけは、「ラーメン屋」と呼ぶ。
- 会社設立前は、吉野家やオートバックス、GSなどのアルバイトを掛け持ちしていたことがある。
- いつも同じ服装、「トリイ（中部地区の廉価スーツストア）で買ってきた紺のスーツ」、ダブルかシングルの違いのみ、私服は持たない。
- 朝が早く、東京に向かうのは7時前ののぞみ。
- 夜が遅く、名古屋に帰るのは10時すぎののぞみ。
- コーヒーは飲まない。打ち合わせの席ではお茶を指定。
- みかんが好き。
- 唄を歌わない。
- 「ナンバラさんを利用しなさい。」が口癖。ここでいう「ナンバラさん」は、パブリックな自分を表現する記号。
- イギリス大使館で行われたトニー・ブレア首相来日パーティにおいて、「絶対にサインをねだるな」と言われていたが、堂々とねだりゲットした。
- 以前はメガネをかけるくらい視力が悪かったが、40歳をすぎてから目の手術を受け、メガネをかけずに済むまでに回復した。
[編集] 社長退任騒動
2005年3月22日の日刊スポーツの記事によれば、「経営していた輸入車販売業オートトレーディングルフトジャパンがこのほど中古車買い取り大手ガリバーインターナショナルに買収されることになり、2005年3月末で社長職を退く」と、買収による社長退任の噂がニュースとして流れた。しかし、ガリバー社とは交渉の過程で接触はあったものの、その後のMGローバーの破綻などによって買収話はなくなった。
[編集] 最近の活動
最近の南原竜樹氏のブログを見ると、最近は「マネーの虎」として作家活動や講演会に精を出しているようである。
2005年10月にイギリスのスポーツカー「ノーブル」の輸入権を獲得し、11月にはワイン輸入事業・コンテナ物流事業・大型クルーザーを活用した福利厚生受託事業・12月にはレンタカー事業を開始してオートトレーディングルフトジャパンは再生に向けて始動している。
[編集] 著書
- 『痛快！クルマ屋で行こう。』（双葉社）
- 『Nambara style 南原流成功へのアプローチ』（ゴマブックス）
- 『会社を辞めて会社をおこせ』（ダイヤモンド社）
- 『雇われずに生きる』（ゴマブックス）
- 『なぜ彼女は愛されて仕事ができるのか楽しみながら夢をかなえる方法』（PHP研究所）
- 『世界で勝負したい人の荒削り5カ国語ビジネス術』（明日香出版）
- 『大損社長日記』（扶桑社）
