四社神社 (横芝光町屋形)
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四社神社 | |
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所在地 | 千葉県山武郡横芝光町屋形921 |
位置 | 北緯35度37分34秒 東経140度31分10秒 |
主祭神 | 速須佐之男命・天津兒屋根命・別雷命・菅原道真 |
社格等 | 郷社 |
創建 | 延喜元年 |
例祭 | 9月29日 |
主な神事 | 潮祭り(湯立神楽) |
四社神社(ししゃじんじゃ)は千葉県山武郡横芝光町屋形(上総国武射郡)にある神社。旧社格は郷社。
速須佐之男命・天津兒屋根命・別雷命と菅原道真公を祀る。
目次 |
[編集] 歴史
寛平元年(889年)に上総介に任じらた高望王が上総国武射郡に政務所を置き、昌泰元年(898年)9月には(或いは子の良兼が)屋形を造営、延喜元年(901年)9月にその屋形の鬼門に当たる所に当社を建立、また延喜2年(902年)2月には寺院を建立したといわれている。天慶の乱(939年)に際して朝廷軍が戦勝を祈願したときから「四社大明神」と称されていた。
天正14年(1586年)5月には北条氏の臣坂田城主井田友胤が里見勢の侵攻を退けた栗山川合戦、天正18年(1590年)3月には豊臣秀吉の小田原征伐に伴なう蓮沼合戦があり、両戦の兵火に罹り近くに在った寺院無量寺とともに灰尽に帰した。
現存する本殿は、元禄元年(1688年)11月に造営され、宝暦3年(1753年)に改修されたものであるが、村方の他九十九里浦中や江戸の干鰯問屋あるいは造船家にまで寄付を求め、造営と改修の費用を捻出したといわれている。
明治2年(1869年)に「四社神社」と改称、明治6年(1873年)郷社に列した。
[編集] 行事
古来より、1月18日(現在は、1月の第3日曜日)の祭礼に、「潮祭り」と呼ばれる里神楽が奉納される。大釜に沖合いから運んだ海水を沸かし郷中安全と豊漁を祈願する湯立神楽である。
[編集] 所在地
[編集] 交通
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