坂本 (大津市)
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坂本(さかもと)は、滋賀県大津市に属する町名、もしくはその一帯を指す地名。坂本1~8丁目に区分され、その外に下阪本、坂本本町といった町名がある。
延暦寺およぴ日吉大社の門前町として古くから栄えた。 日吉大社参道の両側には比叡山の隠居した僧侶が住む里坊が並ぶ。また、穴太衆積み(あのうしゅうづみ、穴太積みとも)と呼ばれる石垣が多く残っており、この町並みが地域的特色を顕著に示しているものとして、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。
安土桃山時代には、明智光秀により坂本城が築城された。しかし、本能寺の変や続く山崎の戦い後に明智秀満が城に火を放ち、そのまま廃城となっている。
[編集] 名所・旧跡・施設
- 滋賀院門跡 - 延暦寺の本坊で、江戸時代末まで天台座主の居所であった。庭園は、小堀遠州作と伝えられる。
- 慈眼堂 - 徳川三代に仕えた慈眼大師・天海大僧正を祀る廟所。
- 旧竹林院 - 里坊の一つ。八王子山を借景とした庭園は、国の名勝指定。
[編集] 交通機関
- 鉄道
- 道路
[編集] 外部リンク
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