大石誉夫
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大石 誉夫(おおいし たかお、1933年(昭和8年)2月20日 - )は、ヤクザ、指定暴力団・六代目山口組顧問(五代目山口組舎弟頭補佐兼中四国・九州ブロック長)、大石組組長。愛媛県新居浜市出身。三代目山口組若衆・大石宮次郎の実弟。
実兄の大石宮次郎が博徒だったことも影響し、ヤクザ社会に身を投じた。1960年代に新居浜市での覇権を争い竹形剛(後の二代目大日本平和会副会長)率いる竹形組(後の至誠会)と激しい抗争を繰り返した後、1961年(昭和36年)頃に子分数人を連れて瀬戸内海を越えた岡山市に拠点を移し、地元組織との抗争を繰り返して地盤を確立した。
1971年(昭和46年)6月、三代目山口組(組長・田岡一雄)の直参に昇格した。
1984年(昭和59年)6月、四代目山口組(組長・竹中正久)の発足に伴い舎弟に直り、1989年(平成元年)5月、五代目山口組(組長・渡辺芳則)発足に伴い舎弟頭補佐に就任した。ブロック制が導入されてからは中四国・九州ブロック長を兼任した。