岡山市
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岡山市(おかやまし)は、中国地方の南東部、岡山県の南部に位置する都市で、同県の県庁所在地、中核市である。中心部は旧御野郡。 2009年の政令指定都市への移行を目指している。
目次 |
[編集] 概要
桃太郎と吉備団子で知られ、日本三名園の一つ後楽園を擁する都市である。後楽園を擁する中心部と、「吉備路」の田園や吉備高原の一角の中山間地域が広がる郊外とでは、対照的な佇まいを見せる。
瀬戸大橋の開通に伴って交通インフラが急速に整備され、岡山都市圏は周辺都市圏と共に東瀬戸経済圏を形成するに至っている。
[編集] 地理
市の北部は吉備高原の一角をなしており、旭川ダムや岡山空港がある。南部の岡山平野に市街地が位置しており、また平野の大半は干拓地で占められており、瀬戸内海(児島湾)に面する。更に南は児島湾を挟み児島半島の丘陵地を成す。
- 旭川湖:市の北部を占める建部町にある旭川ダム(旭川第1堰堤)のダム湖。旭川中流部の一部をなす。美咲町、吉備中央町と湖内で接している。
- 白鳥湖:市の北部を占める建部町にある旭川ダム(旭川第2堰堤)のダム湖。旭川中流部の一部をなす。吉備中央町と湖内で接している。
[編集] 気候
中国山地の南側に位置し、瀬戸内海沿岸部に位置するため、年間降水量は1100mm程度と少なく、年間日照時間は約2000時間と長い。温暖で日照時間は長く、年間を通して雨・雪は少ない。特に南部では雪が降っても積雪する事はほとんどなく、典型的な瀬戸内海式気候に属す。
[編集] 隣接する自治体
[編集] 歴史
[編集] 古代から律令時代まで
古代の岡山は吉備国の一角であり、弥生時代と古墳時代には、筑紫・出雲・ヤマト・毛野などと並んで、日本列島を代表する政権として繁栄し、ヤマトと連合して列島の統一・治世に貢献した。
しかし、吉備の興隆を快く思わないヤマトに裏切られて勢力を削減され、備前国・備中国・備後国・美作国に分割され、これ以後現在に至るまで、経済・文化の面で連関の強い旧吉備国の政治的な統一は達成されていない。吉備国が分割された後、備前国の国府は現在の岡山市に置かれたと見られる。
[編集] 戦国時代から天正まで
岡山周辺は室町時代までは農村地帯で、16世紀には金光氏が岡山城を築いて拠点にしていた。1570年(元亀元年)に宇喜多直家が金光宗高を謀殺して岡山城を奪った。直家は、岡山の交通の便と土地の広さに目を着けて城を拡張し、山陽道を岡山経由に付け替えて、1573年(天正元年)に本拠にすべく移住した。直家が始めた城下町・岡山の振興は、秀家の代にも続けられ、これ以後、岡山は備前国の政治経済の中心となった。
[編集] 江戸時代
宇喜多秀家が関ヶ原の戦いで没落すると、1601年(慶長6年)に小早川秀秋が岡山城に入った。秀秋は翌1602年(慶長7年)に死に、小早川家は断絶した。1603年(慶長8年)には池田忠継が入り、以後江戸時代を通じて、岡山は池田氏の城下町となった。
江戸時代の1704年(宝永4年)、城下町・岡山の人口は、武家が2万2904人、町方が3万0635人で、計5万3539人であった。後楽園が造成された時期は、池田氏第四代の綱政の代であった。その後も順調に発展し、江戸時代末期には、十指に入る経済力を持つ城下町となった(江戸時代後期の大手の城下町:鹿児島・熊本・広島・岡山・徳島・名古屋・金沢・仙台)。
[編集] 明治維新から第二次大戦まで
1871年(明治4年)8月29日の廃藩置県により、岡山は岡山県の県庁所在地となり、1889年(明治22年)には市制を敷いた。市制施行当時、面積5.77km²、人口4万7564人。1920年(大正9年)には人口9万4585人を数えた。
第二次大戦末期の1945年(昭和20年)6月29日の岡山空襲で大きな被害を受け、千人以上が犠牲となり、十万人以上が家を失った。
[編集] 第二次大戦後
戦後は順調に発展し、周辺市町村との合併を進めた。1960年(昭和35年)頃には、倉敷市を含めた県南広域都市の構想を岡山県知事が提唱したが、倉敷市長の失踪に端を発する騒動により、白紙撤回された。
1972年(昭和47年)3月15日には山陽新幹線岡山駅が開業し、1988年(昭和63年)に3月13日は瀬戸大橋線が開業し、以来は鉄道交通の要衝となっている。
1996年(平成8年)には、国から中核市に指定された。その後の2005年(平成17年)3月22日、隣接する御津郡御津町・児島郡灘崎町の2町を編入、2007年(平成19年)1月22日、隣接する御津郡建部町・赤磐郡瀬戸町の2町を編入した。
[編集] 政治・行政
[編集] 市長
- 民間出身(元サンヨープレジャー、おもちゃ王国、チボリ・ジャパン(倉敷チボリ公園の運営会社)社長)
- 元通産省職員で、1999年の市長選に自由民主党と社会民主党の推薦で初当選した前市長萩原誠司が、自由民主党の要請で2005年の衆議院議員総選挙で岡山2区から立候補するため、2期目途中の2005年8月25日に市長を辞職したのに伴い実施された、2005年10月9日投開票の市長選挙に自由民主党・社民党の推薦を受けて立候補し、初当選を果たした。
[編集] 市議会
岡山市議会:定数54名(定数特例適用の定数、2007年5月1日からは本来の定数52名に戻る)
- 2003年3月23日投開票の市議会議員選挙で選出。
- 54名のうち、旧御津町域・旧灘崎町域選出の2名は旧御津町域・旧灘崎町域で執行された2005年4月17日投開票の増員選挙で、欠員補充の2名は旧御津町域・旧灘崎町域を除く市域で執行された2005年10月9日投開票の補欠選挙でそれぞれ選出。
- 現在在籍している議員が任期満了となる2007年4月30日までは、合併特例法の定数(増員)特例を適用して、旧御津町域と旧灘崎町域から選出された各1名を加えた54名が定数となり、2007年5月1日からは定数特例適用前の定数52名に戻る。
[編集] 会派
- 自民党系
- 政隆会・・・11人
- 新風会・・・13人
- 公明党系
- 公明党市議団・・・10人
- 民主党・社民党系
- 友愛クラブ・・・7人
- 無所属市民の会・・・7人
- 共産党系
- 共産党市議団・・・5人
- 無所属・・・1人
[編集] 警察
警察は7箇所の警察署がそれぞれ管轄している。
- 岡山東警察署:概ね西川以東から百間川以西までの市内東部を管轄
- 岡山西警察署:一宮・高松・吉備・足守地区のほか概ね西川以西の市内西部を管轄
- 岡山南警察署:福田・妹尾・興除・藤田・児島・灘崎地区のほか概ね市内南部を管轄
- 岡山北警察署:御津・建部地区を管轄
- 西大寺警察署:西大寺・上道地区を管轄
- 赤磐警察署:瀬戸地区を管轄
- 倉敷警察署(倉敷市):大内田(岡山県総合流通センター吉備地区)の一部を管轄
詳細な管轄区域については、岡山県警察署の名称、位置及び管轄区域に関する条例において確認することができる。大体の目安としては、学校区、河川ならびに鉄道によって管轄区域が分けられていることがある。また、市町村合併が行われた場合に管轄区域が変更されることがある。
[編集] 消防
消防は全域を岡山市消防局が担当し、4消防署・15出張所(うち1出張所は岡山市へ消防・救急業務を委託している吉備中央町に設置)・1救急ステーションが設置されている。また、岡南飛行場に消防航空隊の基地が設置されている。
- 岡山市中消防署
- 旭東出張所・庭瀬出張所
- 岡山市北消防署
- 三門出張所・御野出張所・津高出張所・吉備津出張所・竜操出張所・御津出張所・吉備中央出張所(吉備中央町)・吉備中央出張所足守救急ステーション・建部出張所
- 岡山市南消防署
- 妹尾出張所・灘崎出張所
- 西大寺消防署
- 可知出張所・上道出張所・瀬戸出張所
[編集] 政令市への動き
- 詳細は岡山県南政令指定都市構想を参照
「昭和の大合併」の時期に提唱された政令市を念頭に置いた合併構想。1巡目の岡山国体前年の1961年当時、岡山県知事だった三木行治が打ち出したもので、邑久町(現瀬戸内市)から鴨方町(現浅口市)、南は児島半島までの33市町村による大規模合併であった。成立すれば人口が90万人となり、県の人口の半分を占める数であった。関係市町村議会の議決後(岡山市においては昭和37年(1962年)12月17日、22対16の賛成多数で議決)、ほとんどの首長らの署名が行われた段階で、倉敷市長が署名を行わないまま一時失踪する騒動が発生。これにより合併の中心的存在だった岡山市、倉敷市、児島市(倉敷市児島)が合併協議から脱退するに至り、これら3市の市長が合併を知事に申請しなかったことにより構想は時間切れで頓挫した。頓挫した後は、まず岡山市と倉敷市に周辺市町村を合併し、その後岡山市と倉敷市を合併する二段階の合併によって構想の実現を目指したが、その実現には至らなかった。
「平成の大合併」の時期に提唱された政令市を念頭に置いた合併構想。倉敷市との合併が実現できない中で、2001年9月に合併による政令市移行の人口要件が70万以上に緩和されたため、岡山市とその周辺市町の合併により政令市移行を目指すことになった。当初、岡山市・玉野市・御津町・灘崎町の2市2町による合併が検討されたが、玉野市の市民と議員が合併に反対したため、残る1市2町で合併協議が行われ、2町は2005年3月22日に岡山市に編入合併された。
2005年12月21日、岡山市は建部町・瀬戸町と岡山県南政令市構想(岡山市・建部町・瀬戸町)合併協議会を設置し、2町は2007年1月22日に岡山市への編入合併を行った。合併時の登録人口は693,195人。
2005年10月1日国勢調査による人口(以下、括弧内は岡山県発表の2007年1月1日現在の推計人口[1])では、2007年の合併前の岡山市の範囲が674,746人(677,466人)、旧・建部町が6,524人(6,345人)、旧・瀬戸町が14,902人(14,825人)で、これら1市2町の合計の常住人口は69万6172人(69万8636人)となる。政令市の目安である70万人には約4,000人(1,450人)届かないが、岡山市は人口増加中であるため、合併後間もなく推計人口で70万人を越えると思われる(登録人口は合併時で693,195人であり、当分70万人を越えない)。なお、岡山市は、岡山県と協議しながら政令指定都市を目指している。そこには、道州制のもとで中四国州の州都になりたいとする思惑がある。
合併後の人口は、東京23区、政令市、政令市移行予定の市を除くと神奈川県相模原市に次いで2番目となり、練馬区のそれを越えた(→日本の市の人口順位)。
[編集] 市域の変遷
年月日 | 合併された市町村 |
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1889年(明治22年)6月1日 | 市制施行 |
1899年(明治32年)8月1日 | 御野村、伊島村、石井村、鹿田村、古鹿田村、福浜村の各一部と、三櫂村全域 |
1921年(大正10年)3月1日 | 伊島村、石井村、鹿田村全域と、御野村の大部分 |
1931年(昭和6年)4月1日 | 宇野村、平井村、福浜村 |
1950年(昭和25年)12月1日 | (児島湾埋立地を編入) |
1952年(昭和27年)4月1日 | 牧石村、大野村、今村、芳田村、白石村、甲浦村、三蟠村、沖田村、操陽村、富山村 |
1953年(昭和28年)3月1日 | 牧山村、高月村の各一部 |
1954年(昭和29年)4月1日 | 高島村、幡多村、財田町、小串村全域と、御津町の一部 |
1969年(昭和44年)2月18日 | 西大寺市 |
1971年(昭和46年)1月8日 | 一宮町、津高町、高松町 |
1971年(昭和46年)3月8日 | 吉備町、妹尾町、福田村 |
1971年(昭和46年)5月1日 | 上道町、興除村、足守町 |
1975年(昭和50年)5月1日 | 藤田村 |
2005年(平成17年)3月22日 | 御津町、灘崎町 |
2007年(平成19年)1月22日 | 建部町、瀬戸町 |
※なお、1969年以降に合併された旧市町村役場は、岡山市役所の支所として引き継がれている。
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 国内
[編集] 海外
[編集] 地域・地域間関係
[編集] 副都心
岡山市副都心一覧を参照。
[編集] 合併特例区
「平成の大合併」で編入した御津・灘崎・建部・瀬戸に合併特例区を設けている。
いずれも合併時から5年間の時限的なもので、政令指定都市の行政区や東京都の特別区とは異なる。
[編集] 岡山と高松の関係
岡山市と高松市は、瀬戸内海を挟んで互いに対岸に位置しているため、宇高連絡船の時代から相互交流も盛んである。又、岡山vs高松の対抗心も強い。現在では瀬戸大橋の開通により、相互交流がより密になっており、地上波テレビ放送ではエリアが統合される程である。
また、岡山で瀬戸大橋線が山陽本線から分岐し、高松もまた四国島内の鉄道交通の主導権を握るなど、岡山と高松は交通都市として地位を高め、それを確固たる物にしている。このため、私立大学の地方入試が、岡山や高松で実施される事もある(但し、回数としては、岡山よりは高松の方が多い)。
岡山・高松の両市の視線も、瀬戸内海を挟んだ対岸同士か、東の近畿地方に向く傾向が見られる。その一方で、西の広島・松山への対抗心が強い。
このように、自然障壁を介して通じ合っている両市の構図としては、広島市と松山市(瀬戸内海)、下関市と北九州市(関門海峡)、仙台市と山形市(蔵王連峰)、青森市と函館市(津軽海峡)などがある。
[編集] 中国地方での地位
岡山駅が山陽本線と瀬戸大橋線の分岐点となっているため、山陽から四国(高松)への連絡口となっている。
特に瀬戸大橋の開通した1988年頃から、岡山も「支店経済都市」の傾向が表れている。特徴として、「中四国支店」という名称で、支店や支社を岡山に置いている企業もある。
しかし、1998年に明石海峡大橋が、1999年にしまなみ海道が開通すると、四国の流通網が岡山経由から淡路島経由に移動しつつある。この背景としては、四国の高速道路網の整備や、高速バス網の増加に因る所が大きいと思われる。
中国地方または山陽地方においては、岡山は物流を中心とした交通都市としての位置付けが大きく、西の広島は経済・行政都市としての位置付けが大きいという傾向が見られる。対四国の交通拠点の整備により、岡山は、第一の都市となっている広島への一極集中を制えている。
- 岡山市に置かれる国の出先機関
[編集] 経済
[編集] 農業
岡山平野の一部をなす南部の干拓地帯では、稲を中心に蓮根や茄子などの栽培が行われている。また、冬にはイグサの栽培が盛んに行われていたが、現在は衰えている。
北部の高原・丘陵地帯では、果物の栽培が盛んであり、桃(白桃、清水白桃、黄金桃等)や葡萄(マスカット、ピオーネなど)が主作物である。畜産や稲作も盛んに行われている。
[編集] 商業
岡山都市圏の中心都市であり、商圏は県内随一、地方都市屈指の規模を誇る。山陽新幹線の岡山駅先行開業や瀬戸大橋の開通など、以前から交通の要衝であるが、市街地再開発により集客力の増加が期待されている。
交通の要衝なので、物流業が多く進出しており、倉庫面積は中国・四国地方で最大規模となっている。
[編集] 工業
南部の旭川河口に工業地帯を有する。クラレ・同和鉱業・西日本ダイケンプロダクツ等の工場が立ち並ぶ。また、西大寺南部(九蟠地区)にも工業団地があり、積水ハウスや永谷園などの工場がある。
[編集] 本社を置く企業
[編集] 主な学校
[編集] 大学
2006年4月1日から、大学コンソーシアム岡山がはじまり、産官学の連携に期待が寄せられている。
- 国立
- 私立
[編集] 短期大学
- 私立
[編集] 高等学校
- 公立
- 岡山県立岡山朝日高等学校
- 岡山県立岡山操山高等学校
- 岡山県立岡山大安寺高等学校
- 岡山県立岡山芳泉高等学校
- 岡山県立岡山一宮高等学校
- 岡山県立岡山城東高等学校
- 岡山県立西大寺高等学校
- 岡山県立岡山御津高等学校
- 岡山県立瀬戸高等学校
- 岡山県立高松農業高等学校
- 岡山県立興陽高等学校
- 岡山県立瀬戸南高等学校
- 岡山県立岡山工業高等学校
- 岡山県立東岡山工業高等学校
- 岡山県立岡山東商業高等学校
- 岡山県立岡山南高等学校
- 岡山県立烏城高等学校
- 岡山市立岡山後楽館高等学校
- 私立
- 関西高等学校(男子校)
- 清心女子高等学校(女子校)
- 山陽女子高等学校(女子校)
- 岡山理科大学附属高等学校
- 就実高等学校(女子校)
- 岡山商科大学附属高等学校
- 岡山高等学校
- 岡山学芸館高等学校
- 明誠学院高等学校
- ベル学園高等学校
- クラーク記念国際高等学校岡山キャンパス
- 朝日塾高等学校(平成19年(2007年)4月開校予定)
[編集] 中学校
- 国公立
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- 私立
- 清心女子中学校
- 岡山中学校
- 岡山理科大学附属中学校
- 山陽女子中学校
- 就実中学校
- 朝日塾中学校
[編集] 小学校
- 国公立
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- 私立
- ノートルダム清心女子大学附属小学校
- 朝日塾小学校
[編集] 盲・聾・養護学校
- 岡山県立岡山盲学校
- 岡山県立岡山聾学校
- 岡山県立岡山養護学校
- 岡山県立岡山西養護学校
- 岡山県立岡山東養護学校
- 岡山大学教育学部付属養護学校
[編集] 医療機関
主な医療機関
- 岡山市立市民病院
- 岡山市立せのお病院
- 岡山市立金川病院
- 岡山県立岡山病院
- 岡山大学病院
- 独立行政法人国立病院機構岡山医療センター
- 独立行政法人労働者健康福祉機構岡山労災病院
- 岡山赤十字病院
- 岡山済生会総合病院
- 済生会吉備病院(旧岡山市立吉備病院)
- 川崎医科大学附属川崎病院
- 特定医療法人社団十全会心臓病センター榊原病院
- 社会福祉法人旭川荘旭川療育園医療センター
[編集] 交通・通信
2005年10月1日には、山陽本線の岡山~庭瀬間に新駅(北長瀬駅)が開業した。高島~岡山間にも新駅設置計画がある。
[編集] 鉄道
- 中心駅:岡山駅
- 山陽新幹線:岡山駅
- 山陽本線:万富駅 - 瀬戸駅 - 上道駅 - 東岡山駅 - 高島駅 - 岡山駅 - 北長瀬駅 - 庭瀬駅
- 赤穂線:西大寺駅 - 大多羅駅 - 東岡山駅
- 宇野線(瀬戸大橋線):岡山駅 - 大元駅 - 備前西市駅 - 妹尾駅 - 備中箕島駅 - (この間都窪郡早島町 - 倉敷市) - 彦崎駅 - 備前片岡駅 - 迫川駅
- 本四備讃線(瀬戸大橋線):植松駅
- 津山線:岡山駅 - 法界院駅 - 備前原駅 - 玉柏駅 - 牧山駅 - 野々口駅 - 金川駅 - 建部駅 - 福渡駅
- 吉備線:岡山駅 - 備前三門駅 - 大安寺駅 - 備前一宮駅 - 吉備津駅 - 備中高松駅 - 足守駅
[編集] 軌道
[編集] 道路
- 高速自動車国道
- 地域高規格道路
- 一般国道
- 県道
[編集] 航空
[編集] 港湾
[編集] メディア
[編集] 新聞
[編集] テレビ・ラジオ
地上波テレビ放送では、岡山(岡山県)は高松(香川県)と同一の放送エリアになっており、岡山には三局が、高松には二局が立地している。しかし、いずれのテレビ放送局も、首都・東京の五大キー局の「出張所」の様相を呈しているため、水戸(茨城県北部)と同じ環境になっている。
岡山の金甲山には、岡山県と香川県のテレビ放送局の送信所の親局が設置されており、とりわけ岡山県を管轄する送信所を「岡山局」という。香川県を管轄する送信所は、高松の前田山に設置されており、前田山に設置されている送信所を「高松局」という。
尚、岡山と高松が同一の放送エリアになった経緯については、「岡山・香川両県の民放相互乗り入れ放送」のページを参照する事。
[編集] 電話
岡山市の市外局番は次のとおりである。
- 岡山MA086(市内局番は200~299、800~809、890~909、940~949)- 市内の大部分
- 倉敷MA086(同 420~489、520~529、552、553)- 箕島の一部と灘崎町植松の一部
- 岡山瀬戸MA086(同 600~609、950~959)- 旧瀬戸町
- 玉野MA08636(同 2~5、7~9)- 西畦の一部と灘崎町(灘崎町植松の一部を除く)
- 福渡MA0867(同 20~39) - 旧御津町と旧建部町
- 上記1.の地域から赤磐市(山陽地区の一部)、瀬戸内市(邑久町の一部)へは市内料金が適用されるが、上記2.と上記3.の地域へ相互通話は県内市外料金(隣接地域)が適用され、かつ市外局番(086)が必要である
- 上記2.の地域から倉敷市内、早島町(市外局番086の地域に限る)へは、市内料金が適用されるが、上記1.と上記3.の地域へ相互通話は県内市外料金が適用(1.の地域については隣接地域扱い)され、かつ市外局番(086)が必要である
- 上記3.の地域から赤磐市(熊山地区全域と山陽地区の一部を除く)・久米南町の一部・美咲町(柵原地区の一部(高下・飯岡))へは市内料金が適用されるが、上記1.と上記2.の地域へ相互通話は県内市外料金が適用(1.の地域については隣接地域扱い)され、かつ市外局番(086)が必要である
- 上記4.の地域から玉野市内(市外局番0863、市内局番20~59、66、70~89)へは市外局番が必要であるが、市内料金が適用される
- 上記5.の地域から久米南町(一部を除く)、美咲町(旧旭町)、吉備中央町(旧加茂川町(一部を除く))へは市内料金が適用されるが、同一市外局番の他の地域(久世MA及び新見MA、市内局番40~99)への相互通話は県内市外料金が適用(久世MAへは隣接地域扱い)され、かつ市外局番(0867)が必要である。
[編集] 郵便
郵便番号は以下の通りである。
- 岡山中央郵便局:700-00xx、700-08xx、700-09xx、700-85xx、700-86xx、700-87xx、701-21xx
- 津高配達センター(津高郵便局):701-11xx
- 備前一宮配達センター(備前一宮郵便局):701-12xx
- 高松配達センター(高松郵便局):701-13xx、701-14xx、701-15xx
- 福谷配達センター(福谷郵便局):701-16xx
- 迫川配達センター(迫川郵便局):709-12xx
- 御津配達センター(御津郵便局):709-21xx
- 福渡配達センター(福渡郵便局):709-31xx
- 吉備郵便局:701-01xx
- 妹尾郵便局:701-02xx
- 岡山南郵便局:702-80xx、702-85xx、702-86xx、702-87xx
- 岡山東郵便局:703-82xx、703-85xx、703-86xx、703-87xx
- 西大寺郵便局:704-81xx、704-85xx、704-86xx、704-87xx
- 備前瀬戸郵便局:709-08xx、709-06xx、701-22xx、709-07xx
- 倉敷郵便局(倉敷市):710-00xx、710-08xx、710-85xx、710-86xx、710-87xx、710-01xx、710-13xx - 灘崎町植松のみ
[編集] 観光・イベント
[編集] 観光地
- 岡山市は岡山県を代表する観光地である。
[編集] イベント
- 西大寺会陽(毎年2月第3土曜日)
- おかやま桃太郎まつり(うらじゃ踊り、毎年7月下旬または8月上旬)
- 備前岡山ええじゃないか大誓文払い(毎年11月上旬)
[編集] 名産
[編集] 岡山市出身の有名人
[編集] 幕末以前の人物
[編集] 政財界
- 犬養毅(政治家、1855年 - 1932年)
- 矢野恒太(実業家 第一生命創立者、1865年 - 1951年)
- 江田五月(政治家、1941年 - )
- 土光敏夫(実業家、元石川島播磨重工業・東芝社長 元経団連会長、1896年 - 1988年)
- 石井正弘(岡山県知事、1945年 - )
- 萩原誠司(衆議院議員)
- 片山善博(鳥取県知事)
- 伊原木隆太(天満屋社長)
- 松田堯(両備ホールディングス会長、1922年 - )
[編集] 学界
- 影山貴彦(同志社女子大学助教授、1962年-)
- 三谷太一郎(政治学者、1936年 - )
- 山口二郎(政治学者、1958年 - )
- 金原瑞人(文学研究者、翻訳家、法政大学教授)
- 伊達勲(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科脳神経外科学教授)
- 伊達洋至(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科腫瘍・胸部外科学教授)
[編集] 作家
- 内田百間(小説家、1889年 - 1971年)
- 坪田譲治(児童文学作家、1890年 - 1982年)
- 江見水蔭(小説家、1869年 - 1934年)
- 吉行淳之介(小説家、1924年 - 1994年)
- 小川洋子(小説家、1962年 - )
[編集] 文化・芸能・メディア
- 八名信夫(俳優、1935年 - )
- 志穂美悦子(女優、1955年 - )
- 森末慎二(元体操競技選手、タレント、1957年-)
- 甲本ヒロト(ミュージシャン、1963年 - )
- 甲本雅裕(俳優、甲本ヒロトの実弟。1965年- )
- 藤原理恵(元アイドル、振付師、1970年 - )
- 西靖(毎日放送アナウンサー、1971年 - )
- 浅越ゴエ(「ザ・プラン9」・芸人、1973年 - )
- 古市幸子(日本テレビアナウンサー、1973年 - )
- 井上聡(「次長課長」・芸人、1976年 - )
- 河本準一(「次長課長」・芸人、1975年- )
- 小山田シン(俳優、1982年 - )
- dorlis(ミュージシャン、1982年 - )
- 山本まゆ子(フジテレビアナウンサー)
- アンジェラ・アキ(シンガーソングライター、中学校時代に在住1977年 -)
- 松崎駿司(俳優、1990年-)
- 中島有香(テレビせとうちアナウンサー、1979年 - )
- 有森浩三(将棋棋士、第3回若駒戦優勝)
- miyake(「mihimaruGT」・ミュージシャン、1980年-)
- オダギリジョー(俳優、1976年-)
- MEGUMI(グラビアアイドル、1981年-)
- 内田拓志(テレビ新潟アナウンサー、1980年 - )
[編集] スポーツ選手
- 出羽海義和(元関脇・鷲羽山 大相撲部屋親方、1949年 - )
- 川相昌弘(プロ野球選手、1964年 - )
- 有森裕子(陸上競技選手、1966年 - )
- サブロー(プロ野球選手、1976年 - )
- 竹原直隆(プロ野球選手、1980年 - )
- 宮本賢(プロ野球選手、1984年 - )
- 上田剛史(プロ野球選手、1988年 - )
[編集] その他の分野
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 岡山商工会議所
- 岡山市観光協会
- 財団法人岡山市公園協会
- 岡山データ集
- 岡山リンク集
- おかやまのバスマップ
- 岡山県南政令市構想(岡山市・御津町・灘崎町)合併協議会
- 岡山県南政令市構想(岡山市・建部町・瀬戸町)合併協議会
- 岡山表町商店街(中心部商店街)
- 商店街探訪
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