大神友明
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大神 友明(おおがみ ともあき、1970年6月7日 - )は、広島県広島市中区江波(えば)出身の元サッカー選手(ゴールキーパー)。特にジュビロ磐田の守護神として活躍した。現在は磐田ジュニアユースのゴールキーパーコーチ。
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[編集] 経歴
広島県立国泰寺高校から筑波大学に進学。卒業後、1993年にジュビロ磐田入団。
1996年より次第に出場機会をつかみ、レギュラーを奪取した1997年には磐田の初優勝に貢献すると共にベストイレブンに選出される。1998年にはオールスターゲームに出場。しかし1999年の第1ステージで靭帯損傷の負傷から長期欠場、その後も調子が戻らず、アルノ・ヴァンズワムの加入などから出場機会が減少したことから、2002年にアビスパ福岡に移籍した。2004年に現役を引退し、アビスパ福岡のGKアシスタントコーチに就任、2005年より磐田のサテライトゴールキーパーコーチ。2006年から磐田ゴールキーパーコーチ。
[編集] プレースタイル
ハイボールに強く、また抜群の反応力を持っており、普通のキーパーが止めたら「当たり」と言われるような至近距離のシュートに絶対的な守備力を持っていた。ただし調子の波もはげしいため、調子の悪い時や、精神的に動揺した際はミスを連発してしまうもろい面もあった。
[編集] 人物
無類の好人物で、非常にファンから愛された選手である。またファンサービスにかなり力を入れていたことでも知られる。
[編集] 年度別成績
- 1994年 4試合
- 1996年 15試合
- 1997年 32試合
- 1998年 34試合
- 1999年 20試合
- 2000年 2試合
- 2001年 3試合
- 2002年 38試合(J2)
- 2003年 0試合(J2)
- 合計 148試合