学籍
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学籍(がくせき)とは、学生・生徒・児童として学校に在籍している(在学生である)ことを示す籍のことである。
[編集] 概要
学籍は、入学・編入学・転入学のときに作成される。学籍に関する事項には、在学生の氏名、住所、保護者氏名、入学前の前歴などが含まれる。これらは「学籍に関する記録」として指導要録に記される。「学籍に関する記録」は在学中何らかの事由で変更があればその都度修正され、卒業・退学・転学のときに除され、別に保存される。「学籍に関する記録」は卒業後20年間保存することと定められている。
学籍を整理するため、各在学生には整理番号が割り振られる。これは学籍番号あるいは出席番号などと呼ばれ、学籍に関する事項以外にも、在学中の成績や健康など様々な事項を記録・整理する際にしばしば用いられる。
履歴書や職務経歴書などにおいては学籍や公務員・社員としての籍を有した期間を以って、学歴や職歴といった経歴を記すことになる。