安曇川
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![]() 湖西線から東望 |
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水系 | 淀川水系 | |||
延長 | 52 km | |||
水源の標高 | - m | |||
平均流量 | - m³/s | |||
流域面積 | 311 km² | |||
水源 | 丹波山地(京都府) | |||
河口 | 琵琶湖(滋賀県) | |||
流域 | 京都府・滋賀県 |
安曇川(あどがわ)は、京都府及び滋賀県を流れる淀川水系の一級河川。流路延長52kmは、琵琶湖に流入する河川では野洲川に次ぐ長さである。
[編集] 地理
京都市左京区北東部、丹波山地の百井峠近くに発し、ほどなく滋賀県に入る。比良山地と丹波高地にはさまれた「花折断層」の峡谷を北流。高島市朽木(旧・朽木村)の中心地・市場集落で支流の麻生川、北川などを合わせ、東へ向かう。高島市安曇川町に入る辺りから河原が広がる。三角州を形成し、高島市安曇川町東部で琵琶湖へと注ぐ。
上流域では林業が盛んで、かつては木材運搬のいかだ流しで知られた。下流域は京扇子用材としての竹材が知られたが、近年はやや不振。
大津市葛川から高島市朽木まで南北に並行する国道367号は、かつて旧若狭国小浜と京を結んでいた物流路、俗に言う鯖の道(鯖街道)として知られる。