射場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
射場(しゃじょう)とは、ロケット等を打ち上げる施設のこと。宇宙へ向けて人工衛星を打ち上げる能力を持つロケットの射場については宇宙船基地(うちゅうせんきち、Spaceport)や宇宙センター(うちゅうセンター、Space Center)などと呼ぶこともある。普通はNASAなどの宇宙局が管理する。空軍基地と人工衛星の射場が共用されていることもある。
最低でも、ロケットを組み立てる施設、打ち上げのためのロケット固定施設、液体燃料ロケットの場合にはロケット燃料を保管し注入する施設などが必要である。人工衛星を打ち上げる場合は打ち上げから大気圏外までのロケット管制を行う施設、さらに有人飛行の場合には宇宙飛行士の宿泊施設や待機場所等もある。なお、軌道投入後は管制システムは運用担当施設に引き継がれる。
人工衛星の射場は、地球の自転を利用してロケット燃料をなるべく使わずに軌道速度を得るため、赤道に近い場所にあることが多い。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: ロケット | ロケット発射場 | 宇宙開発関連のスタブ項目