小径車
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小径車(しょうけいしゃ)はタイヤの直径が小さな自転車の総称。おおむね24inch以下の自転車を指す場合が多いが、子供用自転車を小径車と呼ぶことはない。
[編集] 特徴
小径車の特徴として、次のような説明がよくなされる。
- タイヤの直径が小さくタイヤの慣性モーメントが小さいため、こぎ出しが軽い反面、速度の維持のためにペダルをこぎ続けなければならない。
- そのため、長距離のツーリングやレースでは不利であるが、発進・停止を頻繁に繰り返す市街地での利用に適する。
- タイヤの大きな自転車に比べ、タイヤを構成するスポークならびにフロントフォークが短いため、路面の凹凸を運転者に伝えやすい。