小林至
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小林至(こばやし いたる、1968年1月30日 - )は元プロ野球選手(千葉ロッテマリーンズ)の評論家である。現在福岡ソフトバンクホークスの球団取締役。東京都出身。
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[編集] 経歴・人物
- 神奈川県立多摩高等学校を経て、1992年東京大学経済学部経営学科卒業。
- 東大ではエースとして活躍も、チームは六大学新記録となる70連敗を経験する。
- 同年、史上3人目の東京大学出身のプロ野球選手として千葉ロッテマリーンズにドラフト8位で入団。1軍登板は無く、2軍で26試合に投げて、0勝2敗0S、防御率6.17。オープン戦では勝利投手になったことがある。
- 1993年、千葉ロッテを自由契約になり退団。
- 1995年、コロンビア大学経営大学院に留学し、MBAを取得。
- 1996年からフロリダ州のテレビ局で通訳、翻訳、解説などに従事。
- 2000年、会社の人種差別体質を公に批判したため解雇される。
- 2000年末に日本に帰国し、2001年から日本で7年間の滞米経験を基にしたアメリカ論・日米関係論など幅広い評論活動をしつつ、スポーツビジネスをテーマに研究活動を続ける。
- 2001年7月、第19回参議院議員通常選挙(東京選挙区)に自由連合から出馬するが落選。
- 2002年より、江戸川大学助教授(経営学)。
- 2005年より福岡ソフトバンクホークスの球団取締役に就任。
- 中島みゆきを愛聴(野球選手現役時代より年来のファン)。
[編集] 著書
- 『ボクの落第野球人生』 (日本放送協会、1994年) ISBN 4140801611
- 実況パワフルプロ野球シリーズのスタッフによると、この本が「3」のサクセスモードの土台になっているという。
- 『僕はアメリカに幻滅した ― 繁栄の陰でいま何が起こっているのか?』(太陽企画出版、2000年) ISBN 4884663454
- 『不幸に気づかないアメリカ人幸せに気づかない日本人』 (ドリームクエスト,2002年) ISBN 4925192132
- 編著『プロ野球ビジネスのしくみ』 (宝島社、2002年) ISBN 4796627960
- 『アメリカの傲慢スタンダードに飲み込まれる日本』 (オーエス出版、2003年) ISBN 4757301731
- 『アメリカ人はバカなのか』 (幻冬舎、2003年) ISBN 4344403401
- 『合併、売却、新規参入。たかが…されどプロ野球!』 (宝島社、2004年) ISBN 4796644318
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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