尾鷲港
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尾鷲港(おわせこう)は、三重県尾鷲市にある重要港湾。港湾管理者は三重県。
紀伊国東部から志摩半島にかけては、リアス式海岸が連続しており、古くから天然の良港として漁業や水運が盛んな地域であった。尾鷲は明治以来三重県東紀州地域の中心とされ、大正10年(1921年)より本格的な港湾事業が実施された。昭和42年(1967年)に重要港湾の指定を受けている。最近は、遠洋漁業や地場産業の輸送拠点、インドネシア、ベトナム等からの原油輸入拠点としての機能を持つ。また、三重県の「三重サンベルトゾーン構想」の重要拠点としても位置づけられている。
港には第4管区海上保安本部尾鷲海上保安部が置かれ、沿岸警備・海洋情報収集の他、尾鷲港における日出没・潮汐が常時観測されている。
[編集] イベント
- 「尾鷲イタダキ市」毎月第1土曜日
- 「おわせ港まつり」毎年8月初旬 花火3000発が打ち上げられる。