山本隆造
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山本 隆造(やまもと りゅうぞう、1956年3月5日 - )は、元プロ野球選手、プロ野球審判員。
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[編集] 来歴・人物
現役時代はクラウンライターライオンズ、西武ライオンズでプレー。1982年で引退。その後パシフィック・リーグの審判員となる。34歳にして1990年の日本シリーズに出場(しかも第2戦での球審というのは異例の抜擢である)するなど、着実にキャリアを積み重ねており、近年における名審判の一人に数えられる。現在はパ・リーグ審判部主任である。
パ・リーグ審判袖番号は16(1983年初採用から。この番号は道仏元審判部長が1977年初採用から1981年退職までつけていた袖番号である)。
判定などで中断した際に、球場内の観客に説明するのが上手である事で有名。
マンガ「あぶさん」では、よく先輩審判の前川芳男に怒られる役どころとして描かれていたが、今では押しも押されもせぬパリーグの看板審判である。2006年7月4日の楽天対ロッテ戦(フルキャストスタジアム宮城)で球審をつとめ、2000試合出場を達成した。これからもパリーグ審判部の牽引役として期待される。
日本ハム、特に監督とは愛称が悪く、近藤貞雄、上田利治を退場処分にしている。
[編集] 略歴
- この年のクラウンの1位指名は江川卓(入団拒否)である。同期の指名選手には同じく現在パ・リーグ審判の良川昌美(ドラフト5位)がいる。
[編集] 通算成績
- 45試合 打率.296(27打数8安打)0本塁打 4打点 2盗塁