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岸田綱太郎(きしだ つなたろう、1920年 - 2006年9月13日)は、ラブレ乳酸菌の発見、インターフェロンの研究などで知られる医学博士。東京都出身。京都府立医科大学名誉教授。鮎川哲也賞受賞作家の岸田るり子は長女。同志社大学文学部、京都府立医科大学卒。
1972年に白血球インターフェロンを生成。1986年に(財)ルイ・パストゥール医学研究センターを設立。1993年にすぐき漬から植物性乳酸菌ラブレ菌を発見したことを発表した。
2006年9月13日、肺炎のため死去。享年86。