川島信二
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川島 信二(かわしま しんじ、1982年11月24日 - )は日本中央競馬会(JRA)の騎手である。東京都出身。栗東の安藤正敏厩舎所属。
初騎乗は2001年3月3日、中京競馬第1競走のイスズペルルで、10頭立ての10着だった。初勝利は同年3月4日の中京競馬第5競走で、オースミダイモンに騎乗してのものであった。
2003年にマイネルブラウで小倉大賞典を制して重賞初勝利。また、オースミハルカとのコンビで3勝を挙げている。特に2003年のクイーンステークスは、相手が休み明けだったとはいえ女王ファインモーションの追撃を振り切る金星であった。同馬では2004年、2005年のエリザベス女王杯を2年連続2着するなどの活躍を挙げている。
2006年1月7日の京都競馬第4競走をマイネルオレアに騎乗して勝利し、JRA通算100勝を達成した。
元騎手で現在は調教師である田島良保の娘を妻に持ち、競馬サークル内では仲の良い夫婦としても評判である。また、川島が所属する安藤厩舎は、1993年に落馬事故で死亡した岡潤一郎が生前所属した厩舎で、安藤から「これぐらいの騎手にならなければいけないぞ」と言われて岡の鞭を託され、今もお守りとして所有しているという。