川徳
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 | 〒020-8655 岩手県盛岡市菜園1-10-1 |
電話番号 | 019-651-1111 |
設立 | 1952年2月1日 (1866年(慶応2年)創業) |
業種 | 小売業 |
代表者 | 代表取締役社長 川村宗生 |
資本金 | 1億円 (2006年2月現在) |
売上高 | 284億7353万円 (2006年2月期) |
従業員数 | 611人 (2006年2月末日現在) |
決算期 | 2月 |
主要株主 | 川徳商事 |
関係する人物 | 川村徳助 |
外部リンク | http://www.kawatoku.com/ |
株式会社川徳(かわとく)は、岩手県盛岡市に本社を置く百貨店である。日本百貨店協会加盟。
目次 |
[編集] 沿革・概要
創業140年を誇る老舗。盛岡市菜園の本店「パルクアベニューカワトク」は盛岡市街地最大の百貨店である[1]。毎年11月に開催するセール「えびす講」や、元日の「福袋」は客が殺到することで知られる。
本店の隣には別館となる「Cube-II」、盛岡市緑が丘には高級スーパーを核とした複合店舗「アネックスカワトク」を運営。アネックスカワトクと菜園川徳とを結ぶ川徳友の会及びパルクカード会員専用の無料シャトルバス「カワトクスーパーシャトル」がスーパーハイデッカータイプの専用塗装車で運行されている[2]。
百貨店事業の他、カード事業、旅行代理店、チケット販売など多様な事業を展開している。
近年は郊外のショッピングセンターの侵攻に遭い、売り上げは減少傾向にある。県内各地にあったサテライトショップ「プラザカワトク」(宮古市、水沢市、大船渡市、一関市)も徐々に閉鎖し2005年に全廃した。百貨店業態は本体のみで、多店舗展開はしなかったため大きな打撃は受けていないが、本店売り上げの回復が課題となっている。
商品仕入は伊勢丹系列の全日本デパートメントストアーズ機構に加盟している。2005年にはイーバンク銀行と提携するなど、新しい試みも行われている。
- ^ 出典:2005年度百貨店調査 日本経済新聞社。パルクアベニューカワトクは売上高全国94位。売場面積25673平方メートル、売上高236億7300万円
- ^ 車種:日野セレガ。運行委託先:岩手県北自動車盛岡営業所、日によって一般車で運行の場合あり
[編集] 所在地
- 本店(パルクアベニュー・カワトク)
- 〒020-8655 盛岡市菜園一丁目10番1号
- アネックスカワトク
- 〒020-0117 盛岡市緑が丘四丁目1番50号
[編集] おもなテナント
[編集] 本店
- サルヴァトーレ・フェラガモ
- バーバリー
- カフェモロゾフ
- パパス
- 丸善
- VIRGIN MEGASTORES
[編集] アネックスカワトク
[編集] Cube-II
- バラクライングリッシュガーデン
[編集] その他関連店舗
- かわとく壱番館:県産品販売。盛岡市内丸「岩手県水産会館」1階と、Cube-IIに展開。
[編集] 沿革
- 1866年 - 盛岡市にて木綿商を創業。のち「川徳呉服店」と改称する。
- 1933年 - 合資会社川徳呉服店として法人化。
- 1952年 - 株式会社川徳に改組し創立。
- 1956年 - 肴町に地下1階地上3階の鉄筋コンクリート店舗完成。
- 1961年 - 増築し、地上33mの展望台を設置。
- 1970年 - 本店増築。地下1階、地上8階。
- 1980年 - 菜園の元青果市場跡地に移転し、「パルクアベニュー・カワトク」としてオープン。CI実施。肴町の店舗建物は青森市本店の中三に譲渡。
- 1989年 - 郊外地の需要をにらみ、緑が丘に複合店舗「アネックスカワトク」を開設。ハウスカード「パルクカード」導入。
- 1995年 - 本店隣接地に駐車場とリビングを中心とした複合店舗Cube-II(キューブツー)開店。
- 1995年9月 - 株式会社川徳ストア、株式会社アネックスカワトクを合併。
- 2006年 - クレディセゾンと提携、ハウスカードを「カワトクカード」にリニューアル。