広島県道395号川南近田線
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広島県道395号川南近田線(ひろしまけんどう395ごうかわみなみちかたせん)は福山市神辺町川南と福山市駅家町近田を結ぶ一般県道である。
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[編集] 路線データ
[編集] 沿革
- 1996年4月25日 広島県告示第469号により認定される。
- 前身は広島県道24号福山上下線の一部。1993年4月1日に福山市駅家町近田・近田東交差点~府中市父石町(ちいしちょう)・父石交差点間が国道486号に昇格してからは主要地方道から一般県道に降格していたが、その処遇は決していなかった。
- 1997年1月16日 広島県告示第61号により全線の区域が決定する。
- 1998年8月27日 広島県告示第857号により広島県道24号福山上下線が廃止され、同路線との重用関係が消滅する。
- 2006年3月1日 深安郡神辺町が福山市に編入されたことに伴い全区間が福山市域のみを通る路線になり、併せて起点の地名表記が変更される(深安郡神辺町川南→福山市神辺町川南)。
[編集] 通過市町村
- (旧:深安郡神辺町 - )福山市
[編集] 沿線の地理
[編集] 主な橋梁
- 白鷺橋(福山市神辺町川南~福山市御幸町中津原間、高屋川)
- 蓬莱橋(福山市駅家町坊寺、服部川)
[編集] 接続道路
- 国道182号(国道314号重用、福山市神辺町川南・片山北交差点〔起点〕)
- 広島県道391号加茂福山線(福山市御幸町中津原・中津原三差路)
- 広島県道378号御幸松永線(福山市御幸町森脇〔もりわけ〕・柳原交差点)
- 広島県道391号加茂福山線(福山市御幸町森脇・森脇(西)交差点)
- 広島県道392号中野駅家線・広島県道396号柞磨駅家線(広島県道463号津之郷山守線重用)(福山市駅家町上山守・山守交差点)
- 国道486号(福山市駅家町近田・近田東交差点〔終点〕)
[編集] 重用区間
- 広島県道391号加茂福山線(福山市御幸町中津原・中津原三差路~福山市御幸町森脇・森脇(西)交差点間)
[編集] 備考
- 歩道のない箇所もあるが、かつて主要地方道だったこともあって全線が上下2車線化されている。
- 起点の片山北交差点からJR福塩線・井原鉄道井原線神辺駅西口広場に至る都市計画街路が計画されており、全線開通すれば路線名称が変更される可能性もあるが、住民の強硬な反対により道路建設やそれに付随する区画整理事業は全く進んでいない(完成しているのは神辺駅西口広場~広島県道393号粟根神辺線間のみ)。
- 福山市御幸町森脇では森脇三差路を回避するバイパス計画が存在するが、周辺の道路整備が進んで以前ほど渋滞しなくなったことなどもあって全く着手されていない。
- 広島県道395号は1972年11月1日の県道番号再編(告示は伴わなかった)の際は府中市木野山町を通る箱田市場線の県道番号として使用されたが、発展解消的存在の広島県道402号金丸市場線認定に伴いわずか23日後の1972年11月24日広島県告示第984号で廃止され、それから約23年半に渡って欠番状態にあったという歴史がある。なぜ広島県道395号金丸市場線にしなかったのかは定かではない(県道番号の地域的不整合の解消が理由か)が、(告示しないまま行うことが多いため時期は明確ではない都道府県が多いが)都道府県道番号再編から1ヶ月以内に廃止されたのは恐らく広島県道395号箱田市場線だけではないかと思われる。