広目天
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基本教義 |
縁起、四諦、八正道 |
三法印、四法印 |
諸行無常、諸法無我 |
涅槃寂静、一切皆苦 |
人物 |
釈迦、十大弟子、龍樹 |
如来・菩薩 |
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部派・宗派 |
原始仏教、上座部、大乗 |
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広目天(こうもくてん)は四天王の1人で、古代インド神話に登場するvirupaksa(ヴィルパクシャ)神。ヴィルパクシャとは「千里眼を持つ者」という意味であり、ここから広目天の和名が生まれた。
仏教に包括された後は仏の住む世界を支える須弥山(しゅみせん)の4方向を護る四天王の1人として西の方角を守護する。
広目天はその名が示す如く、全ての世界の出来事を漏らさずに見届け、この世の真実を書き留めるために巻き物と筆を持ち、邪鬼を踏みつけた姿で表現されるのが一般的である。