聖地
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聖地(せいち, sacred place, holy ground, holy site)とは、特定の宗教、信仰にとっての本山、本拠地、拠点となる寺院、教会、神社のあるところ、またはその宗教の開祖、創始者にまつわる重要なところ、あるいは奇跡や霊的な出来事の舞台となったところをいう。
そこに参拝することは、信者にとって特別なことであり、それへの巡礼は信仰生活にとって特別な意味を持っている。
また英語で"the Holy Land"というと、神がイスラエル民族に与え、イエス・キリストが誕生したとされるパレスチナの地を指す。
目次 |
[編集] 各宗教における主な聖地
[編集] ユダヤ教
[編集] キリスト教
[編集] イスラム教
[編集] ヒンドゥー教
- バラナシ(ベナレス)
[編集] 仏教
[編集] インド仏教
[編集] 中国仏教
[編集] 日本仏教
[編集] チベット仏教
[編集] 神道
[編集] 道教
- 武当山
- 斉雲山
- 竜虎山
- 鶴鳴山
[編集] 転用
元々は宗教的な要素の強い言葉であるが、その意味合いから様々な形で転用が見られる。
- 政治指導者のゆかりの地や、革命の根拠地(以下例)
- あらゆるフィクション作品や芸能人・スポーツ選手などの著名人にゆかりの場所
- ある種の産業や文化・風俗にとっての発祥地や最大のイベント
- そこでのイベントの開催や参加が自らの参加する文化・風俗の世界においてステータスシンボルとなる施設
- (これらについては巡礼 (通俗)を参照)