広電廿日市駅
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広電廿日市駅(ひろでんはつかいちえき)は広島県廿日市市にある広島電鉄宮島線の駅である。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅。 昭和初期の雰囲気を今に伝える広島電鉄唯一の木造駅舎は貴重な建物。 駅の宮島口寄りに踏切がある。 宮島口方面ホームの宮島口寄りに駅舎がある。また、2003年までは隣接して商店が存在した。 JA広島病院前の開業までは、平日の朝ラッシュ時に折り返し電車があった。 現在でも折り返し設備は残っている。
[編集] 駅周辺
- JR山陽本線廿日市駅(徒歩3分)
- 広島電鉄廿日市変電所(徒歩1分)
- 1922年(大正11年)に建設されてから現在に至るまで電気を供給している。
- 1945年(昭和20年)8月6日に広島に原爆が投下され、壊滅的な被害を受けながらも3日後に運転が再開できたのは廿日市変電所が残ったからである。現在は無人化されている。
[編集] 歴史
- 1924年(大正13年)4月6日 廿日市町として開業。
- 1931年(昭和6年)2月1日 電車廿日市に改称。
- 1961年(昭和36年)6月1日 広電廿日市に改称。
- 1998年(平成10年)8月31日 朝ラッシュ時の廿日市駅折り返し電車廃止。
- 2005年(平成17年)11月30日 廿日市駅窓口業務廃止。