御在所ロープウェイ
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御在所ロープウェイ(ございしょろーぷうぇい)とは、三重県北部の菰野町にある湯の山温泉から鈴鹿山脈の主峰である御在所岳山頂(標高1212m)を結ぶロープウェイ。
三重交通子会社の御在所ロープウエイ株式会社が運営しており、ロープウェイ湯の山温泉駅と山上公園駅間約2.1kmを結ぶ。両駅の標高差は約780m。運行システムはゴンドラ38台(最大)を使用する複線自動循環式である。1959年4月29日に開業した。 空中散歩の途中には温泉街や四日市市街地、伊勢平野、伊勢湾などが望める。また御在所岳の美しい自然は、四季折々に姿を変え、春はコブシやミズバショウなどが咲いて、夏には深緑、秋は山を彩る美しい紅葉、冬には白銀の世界と樹氷など見事な景観を見せる。終点の山上公園は休憩所もあって便利。御在所岳の頂上へ行くには、ここからさらにリフトで8分ほど上る。
[編集] アクセス
近鉄四日市駅から近鉄湯の山線で終点・湯の山温泉駅下車。駅前から三重交通バスに乗車、三交湯の山温泉停留所から徒歩10分。なお、三交湯の山温泉へは、名古屋(名鉄バスセンター)から同じく三重交通による直通高速バスも運行されている。
自動車の場合は、東名阪自動車道四日市インターチェンジから国道477号・県道577号経由。駐車場も完備している。