名鉄バスセンター
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名鉄バスセンター(めいてつバスセンター)とは、愛知県名古屋市中村区名駅にある名鉄バスのバスターミナルである。名鉄名古屋駅や近鉄名古屋駅に隣接する。JR名古屋駅広小路口側にも出入口がある。名鉄バスが管理しており、一般路線及び高速バスが乗り入れる、名古屋地区最大のバスターミナルである。1967年開業。
名鉄バスターミナルビルの3階と4階にあり、3階には主に一般路線と近距離高速バスが、4階には主に長距離高速バスと臨時運行バスが発着する。地上からは3階まで直結のエスカレーターが設けられている。各バスのりばにはゲートが設けられており、普通乗車券については、運転士が改札する場合がある。
同ターミナルビルは、専門店街の名鉄百貨店メンズ館や、名鉄グランドホテル、名古屋鉄道および名鉄バスの本社も所在している。
名鉄バスや名鉄グループの路線に加え、近鉄グループの三重交通も名古屋のターミナルとして使用している。
なお、ターミナル内の天井にアスベストが吹き付けられており、全国的にアスベストによる被害が問題となったことから、除去工事に着手することになった。このため、2005年12月19日より3階のりばを閉鎖、名神ハイウェイバスは1階の近鉄名古屋駅ビルとの間の道に移動、その他のバスは4階に統合される(3階発の路線は4階の同番号のりばから、4階発の高速路線は降車場側に新設する9~11番のりばから発車)。2006年9月2日に3階について除去を終えた後、引き続き4階について工事を開始(階が移動するだけで、バス停の配置はそのまま)、2007年1月15日に完了した。
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[編集] 路線
[編集] 一般路線バス
名鉄バス
- 3階4番乗り場
- 3階3番乗り場
- 名古屋・津島線 安松経由 津島・大坪 行
- 岩塚線 岩塚経由 津島・大坪 行
三重交通(3階2番のりば)
[編集] 高速バス
[編集] 近距離昼行路線
名鉄バス
- 4階4番乗り場
- 4階3番乗り場
- 4階2番乗り場
三重交通(3階1番乗り場。ただし、東名阪経由長島温泉行きは4階2番のりば)
- 名古屋大山田団地線 筒尾九丁目・陽だまりの丘(郵政研修所)・希望ヶ丘・桑名駅前 行
- 名古屋ネオポリス線 西桑名ネオポリス 行
- 名古屋桜台線 桜台 行
- 名古屋三重団地線 三重団地 行
- 名古屋湯の山線 湯の山温泉 行
八風バス(3階1番乗り場)
- 赤尾台・名古屋高速線 赤尾台・正和台 行
東濃鉄道(東鉄バス)(4階3番乗り場)
- 可児市役所・名古屋線 可児市役所・可児車庫 行
[編集] 中・長距離昼行路線
- 3階1番乗り場
- 3階5番乗り場
- 3階6番乗り場
- 3階7番乗り場
- 3階8番乗り場
[編集] 夜行便
- 3階5番乗り場
- 3階6番乗り場
- 名古屋新潟線 新潟駅・万代シテイバスセンター 行(名鉄バス・新潟交通) ※昼行便あり
- 3階7番乗り場
[編集] 過去に運行されていた主な長距離路線
- 東名急行バス 渋谷駅 行
- 錦江湾号 鹿児島 行(名古屋鉄道・鹿児島交通・南国交通・林田産業交通)
- げんかい号 北九州・久留米・大牟田・荒尾 行(名古屋鉄道・西日本鉄道)
- ファンタジア号 三次・広島バスセンター 行(名古屋鉄道・広島電鉄)
- 中央道高速バス 岡谷・上諏訪・茅野 行(名古屋鉄道・諏訪バス)
- シルクロマン号 奈良シルクロード博会場 行(名古屋鉄道・JR東海バス・三重交通・奈良交通)
- 花ずきんちゃん号 大阪花博会場 行
- 花博ライナー 浜名湖花博会場 行(名古屋鉄道・名鉄東部観光バス)
- 愛・地球博直行シャトルバス(エキスポライナー) 長久手会場東ゲート 行(名鉄バス・名古屋観光日急)
- 名金急行線「五箇山号」 金沢駅 行(一般道経由、名古屋鉄道)
- 高速名古屋・小牧線 栄経由 小牧駅 行