志賀中野有料道路
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志賀中野有料道路(しがなかのゆうりょうどうろ)は、長野県中野市にある有料道路である。
長野オリンピックの際、上信越道信州中野ICから、志賀高原にある競技会場を結ぶ、志賀ルートの一部として整備された。
信州中野IC入口交差点~七瀬交差点間のバイパス道路であるが、開通前よりあった長野県道29号中野豊野線と国道403号を利用しても、所要時間がさほど変わらないこと、また通行料金抵抗などから、日常的な利用率は伸び悩んでいる。そのため現在、利用率上昇を目的に、料金値下げ社会実験中である。(下記詳述)
目次 |
[編集] 概要
- 路線名 長野県道29号中野豊野線
- 起点 長野県中野市栗林
- 終点 長野県中野市吉田
- 全長 3165m
- 栗林高架橋 325m
- 中野トンネル 720m
- 七瀬高架橋 334m
- 道路区分 第3種第2級
- 全幅 10.0m
- 車道幅員 7.0m
- 車線数 2車線
- 設計速度 60km/h (ほぼ全線にわたり駐停車禁止である)
- 建設事業費 81億8000万円
[編集] 通行料金
普通車 300円中型車 300円大型車 450円特大車 850円軽自動車 250円軽車両等 30円
上記にもあったとおり、2006年(平成18年)4月1日から2007年(平成19年)3月31日までは料金値下げ試行運用期間につき、以下の料金となっている。
- 軽車両等を除く全車種
- 6時より22時まで 100円
- 22時より翌6時まで 無料
- 軽車両等
- 6時より22まで 30円
- 22時より翌6時まで 無料
[編集] 沿革
- 1989年(平成1年)4月27日 - 中野工事事務所開所。
- 1989年(平成1年)7月6日 - 志賀中野有料道路建設事業許可申請。
- 1989年(平成1年)7月27日 - 建設事業許可。(当初工期:1989年8月1日~1994年3月31日)
- 1991年(平成3年)8月22日 - 中野工事事務所、長野県中野合同庁舎に移転。
- 1992年(平成4年)1月28日 - 工事安全祈願祭。
- 1993年(平成5年)4月15日 - 中野トンネル(720m)貫通。
- 1993年(平成5年)10月13日 - 事業変更を長野県議会が議決。(事業費を増額、有料区間を2.7kmから2.6kmに、工期を1995年3月31日までに変更)
- 1994年(平成6年)2月21日 - 事業変更許可申請。(同年3月11日変更許可)
- 1995年(平成7年)2月24日 - 完成年月日変更(1995年3月31日から同年3月15日)を承認。
- 1995年(平成7年)3月16日 - 供用開始。
- 1995年(平成7年)4月1日 - 志賀中野有料道路管理事務所発足。
- 1995年(平成7年)4月20日 - 管理事務所開所。
- 2002年(平成14年)7月1日~7月28日 - 夜間(22時~6時)無料化実験実施。
- 2003年(平成15年)5月29日~2004年(平成16年)3月31日 - 終日料金値下げ実験実施。(全車種100円)
- 2006年(平成18年)4月1日~2007年(平成19年)3月31日 - 夜間(22時~6時)無料化、昼間料金値下げ(100円)実験実施中。
[編集] 交差・接続する路線
- 国道292号
- 国道403号
- 長野県道29号中野豊野線(志賀フルーツライン)
- 長野県道505号三水中野線
- 上信越自動車道 - 信州中野IC(有料区間外)