愛新覚羅ウルヒチュン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
愛新覚羅ウルヒチュン(1958年北京生まれ、漢字表記:愛新覚羅烏拉熙春、満州語:Aisin Gioro Ulhicun、日本名:吉本智慧子)は満州語、女真語、契丹語の研究家。文学博士。立命館大学アジア太平洋学部教授。夫は中国史の学者吉本道雅。「ウルヒチュン」は満州語で「聡明」を意味する。
目次 |
[編集] 家系
清朝乾隆帝の第5子栄純親王永祺から数えて8代目の末裔で、6世の祖は(道光帝と同じ世代)奕絵貝勒、その妻は西林太清。祖父の愛新覚羅恒煦(漢名:金光平)は鎮国公として溥儀に仕えた。後に満州語学者として、中華人民共和国における満族の復権に尽力した。
[編集] 研究テーマ
[編集] 著書
- 最後の侯爵愛新覚羅恒煦(原題:『末代鎮国公愛新覚羅恒煦』):吉本道雅訳(朝日選書)