戸田久和
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戸田 久和(とだ ひさよし、1956年 - )は秋田県出身の大阪府門真市市議会議員。全日本建設運輸連帯労働組合(連帯ユニオン)近畿地方本部委員長。
大阪大学在学中、ノンセクト・ラジカルとして学寮廃止阻止などの運動に従事。卒業後、連帯ユニオンの委員などを経て、1999年門真市議会議員選挙に立候補、最下位で当選。 「鮮烈市民派」と称し、政党は無所属だが、辻元清美らの支援を受ける。2003年の門真市市議会議員選挙ではトップ当選し、二期目を務める。 2005年12月、関係する労組からの資金受け取りを巡り、政治資金規正法違反容疑で逮捕される。 公職選挙法に抵触しかねないコンテンツを「確信犯」的にネットで発信したり、市議会議員として在職中に、市議会の議長や市長を訴えたり、議員の多くを実名で登場させる漫画『チホー議会の闇の奥』を青木雄二と共著し、出版するなど、その活動には注目を集めるものが多く、その為、逮捕時には大々的に報道された。
また、自前のホームページや掲示板やメールマガジンを持ち、これを積極的に利用しているという一面もある。同時に、彼が運営しているわけではないネット掲示板や、2ちゃんねるにおいても積極的に書き込むといった行動も見られる(ハンドルは「ヒゲ戸田」「コマンダンテ戸田」など)。しかし、2ちゃんねるにて、若竹りょう子にかんする話題がなされている板において、削除基準に該当しないような理由をかかげ、スレッド全体の削除を要求したり、戸田氏が運営しているわけではないネット掲示板においても、かなり尊大な態度で発言をしてきたりもしたため、一部ネットワーカーに煙たがられたりもしていた。このときの状況については、社会批評社『サイバーアクション』に詳しい。同様に、ネット掲示板で発言しつつも、それに対する反論を掲示板では受け付けず、電子メール、電話、FAXの送付を求めたりすることを常としてきたうえ、文体が頭ごなしであるため、ネットでのやりとりをかなり軽視するようにも見えることも、反発を買う理由となっていることは否定できないだろう。一時の激情で過去のみずからの発言と矛盾する発言を書いていることや、人権に関する認識が乏しい部分があるという指摘もなされている。石原慎太郎の支持者を「アホウ」「人間として腐っている、粉砕あるのみだ」などと書いてのけることから、市民を蔑視しているという批判もある。
戸田は、宮崎学の熱烈なファンであることでも知られている。かつて、宮崎学のスパイ疑惑が持ち上がったときは、宮崎を擁護したため、この問題を重視している立場の人々とは、敵対的な関係になるに至った。(外部リンク参照)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 戸田ひさよしの自由自在ホームページ(公式サイト)
- まっぺん氏による戸田問題のまとめサイト(赤色土竜党内サイト)