日高逸子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日高 逸子(ひだか いつこ、1961年10月7日 - )は、宮崎県出身福岡県在住の競艇選手である。
養成56期、登録番号は3188、ランクはA1、身長は153cm、血液型はA型。夫である日高邦博との間に2人の子供がいる。ニックネームは「グレートマザー」。
目次 |
[編集] 経歴
宮崎県串間市出身。宮崎県立福島高等学校を卒業後、地元の信用金庫に入社。内勤が合わないと1年で辞め製菓学校へ。しかし、菓子屋では生活できないと悟り、東京の旅行専門学校に入る。そこで後の夫である日高邦博と出会う。同校を主席で卒業し、福岡の旅行会社に入社。
ある日、テレビで競艇選手募集のCMを見てひらめきで応募したところ合格。本栖研修所を経て1985年選手登録。
- 1985年5月芦屋競艇場でデビュー。
- 1989年3月7日多摩川競艇場で行われた第2回女子王座決定戦で優勝。
- 1996年8月8日邦博と入籍。
- 1997年3月7日長女を出産、これを機に夫の邦博は会社を辞め福岡に移り主夫となる。
- 1999年7月5日次女を出産。
- 2002年10月5日唐津競艇場で通算1000勝達成。
- 2005年3月6日大村競艇場で行われたG1第18回女子王座決定戦優勝戦で1着。16年ぶりに女王の座に返り咲いた。
- 2006年8月桐生競艇場で行われたSG第52回モーターボート記念に芦屋競艇場の推薦により出場、同競争の歴史において女子選手が施行者場以外の各競艇場から推薦されるのは初めてである。
- 2006年9月27日に大村競艇場の周年記念競走・優勝戦においてフライング、罰則(6ヶ月間のG1競争への斡旋停止)により2007年の九州地区選手権競走、JAL女子王座決定戦競走などのG1競争に出場出来なくなった。
- 2006年12月住之江競艇場で行われたSG賞金王シリーズ戦競走に初出場。
[編集] 成績
[編集] 全国勝率・2連対率
(集計期間: 2006年5月1日~2006年10月31日)
- 全国勝率 6.72
- 全国2連対率 41.8%
[編集] SG・G1優勝経験
[編集] 人物・エピソード
- 夕食後に縄跳びをするのを日課としていて、跳ぶ回数は4000回を超える。
- 旅行関係の専門学校時代に日高邦博から1年間で8回くらい「付き合ってくれ」と告白されたが、当時、逸子は邦博のことを良い友達としか思っていなかったらしい。
- インを中心としたスロー戦を得意としており、一般戦や女子戦では積極的にインコースを奪いに行く。以前、女子王座で不意打ちとも取れるコース取りをして、コースを取られた寺田千恵が、その行為について(女子選手のリーダー格である)鵜飼菜穂子に泣きついて訴えかけた事もある。