旧東京音楽学校奏楽堂
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旧東京音楽学校 奏楽堂(きゅうとうきょうおんがくがっこう そうがくどう)は東京都台東区にある歴史的建造物。日本で最初に建てられた本格的な西洋式音楽ホールとされる。
文部技官山口半六と久留正道の設計により東京芸術大学音楽学部の前身である東京音楽学校の本館として明治23年に建設された。中央家と翼家からなり、奏楽堂とは中央家2階にある講堂兼音楽ホールのことであるが、今日建物そのものの名称となっている。
昭和47年、老朽化のため大学構内から愛知県犬山市の博物館明治村に移築保存されることで合意がなされていたが、日本建築学会、音楽家グループ、市民らの反対により撤回され、昭和58年に台東区に譲渡された。
昭和59年、台東区によって解体・修理後、上野公園内に移築され、昭和62年10月から一般公開が開始された。翌昭和63年、国の重要文化財に指定。
建物の傍らには滝廉太郎の銅像が設置されている。
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[編集] 施設
[編集] 利用情報
- 入館料 - 一般300円、小・中学生100円、団体割引、障害者割引あり
- 開館時間 - 午前9時30分~午後4時30分(入館は午後4時まで)
- 休館日 - 月曜日(祝祭日が月曜の場合は翌日)、12月29日~1月3日ほか、不定期休館あり
[編集] 建築概要
ホール中央部天井をヴォールト状にするなど音響への配慮、壁面・床下に藁・大鋸屑を詰めた層を設けるなど遮音への配慮がなされている。
- 設計 - 山口半六、久留正道
- 竣工 - 明治23年5月
- 構造 - 木造、地上2階建て、桟瓦葺
- 音響設計 - 上原六四郎
- 所在地 - 所在地 〒110-0007 東京都台東区上野公園8番43号
[編集] 交通アクセス
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