札幌郡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
札幌郡(さっぽろぐん)は、北海道の石狩支庁管内にかつて存在した郡。現在の札幌市・江別市・北広島市がほぼその範囲であったが、1996年に消滅した。
[編集] 歴史
1897年の支庁制施行時には札幌区(現在の札幌市の母体)と20村(札幌・雁来・苗穂・丘珠・白石・上白石・厚別・月寒・平岸・豊平・琴似・発寒・山鼻・藻岩・篠路・山口・上手稲・下手稲・江別・広島)が札幌郡に属していたが、1899年に区制が施行されると札幌区が郡の管轄を離れた。1906年に推し進められた合併政策などで町村の整理が進み、1910年には豊平町、札幌村、篠路村、琴似村、白石村、藻岩村(後の円山町)、手稲村、江別村、広島村の9町村があった。
- 1941年(昭和16年)4月1日 札幌郡円山町 - 札幌市へ編入。
- 1950年(昭和25年)7月1日 札幌郡白石村 - 札幌市へ編入。
- 1954年(昭和29年)7月1日 札幌郡江別町 - 市制施行、江別市に。
- 1955年(昭和30年)3月1日 札幌郡琴似町、札幌村、篠路村 - 札幌市へ編入。
- 1961年(昭和36年)5月1日 札幌郡豊平町 - 札幌市へ編入。
- 1967年(昭和42年)3月1日 札幌郡手稲町 - 札幌市へ編入。
- 1996年(平成8年)9月1日 札幌郡広島町 - 市制施行、北広島市に。札幌郡消滅。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 日本の市町村のスタブ項目 | 北海道の郡 (消滅) | 札幌市