1906年
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世紀: | 19世紀 - 20世紀 - 21世紀 |
10年紀: | 1880年代 1890年代 1900年代 1910年代 1920年代 |
年: | 1903年 1904年 1905年 1906年 1907年 1908年 1909年 |
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1906年(せんきゅうひゃくろくねん)は、月曜日から始まる平年である。
目次 |
[編集] 他の紀年法
- 干支:丙午
- 日本(月日は一致)
- 清
- 光緖31年12月7日 - 光緖32年11月16日
- 朝鮮(月日は一致)
- 阮朝(ベトナム)
- 成泰17年12月7日 - 成泰18年11月16日
- 仏滅紀元:2448年10月7日 - 2449年閏10月1日
- ヒジュラ暦(イスラム暦):1323年11月5日 - 1324年11月15日
- ユダヤ暦:5666年4月4日 - 5667年4月14日
- 修正ユリウス日(MJD):17211~17575
- リリウス日(LD):118052~118416
[編集] できごと
- 1月7日 - 第1次西園寺公望内閣が成立。
- 1月16日 - アルヘシラス会議が開催され、モロッコ問題についてドイツ・フランスなどの列強が協議する。
- 1月28日 - 堺利彦らによって日本社会党が結成される。
- 2月17日 - 文芸協会が設立される。
- 3月19日 - イギリスが満州の門戸開放を要求する。
- 3月26日 - 大日本麦酒会社設立。
- 3月31日 - 鉄道国有法が公布される。4月20日に施行。
- 7月12日 - フランスでドレフュス事件の冤罪が確定。
- 7月20日 - 日本初の専用線電話サービスが日本銀行と横浜正金銀行本店間で開始。
- 9月11日 - マハトマ・ガンジーが南アフリカにて非暴力の抵抗運動を組織。
- 10月11日 - サンフランシスコ市が日本人学童の隔離を命令する。
- 11月26日 - 南満州鉄道株式会社が設立される。
- 12月30日 - インドの親英的なイスラム教徒によってインド・ムスリム連盟が創立される。
[編集] 日付不詳
- 1月 - 桑木厳翼、論文「プラグマティズムに就いて」 (「哲学雑誌」)。
- 5月 - 岡倉天心 The Book of Tea (「茶の本」)。
- 6月 - 幸徳秋水が米国から帰国。無政府主義の影響を受けた。
- 11月 - ロシアでストルイピンによる農業改革が始まる。
- 12月 - インドで国民会議派のカルカッタ大会が行われる。英貨排斥・スワラージ・スワデーシー・民族教育の4綱領が採択される。
- ド・フォレストが三極真空管を発明。
- 新渡戸稲造が第一高等学校校長に就任。
- 東久邇宮稔彦が東久邇宮家を創立。
- フィンランドで女性参政権が認められる。
- ビルマで青年仏教連盟(YMBA)結成
- 夏目漱石『坊っちゃん』『草枕』
- シンクレア『ジャングル』
- 島崎藤村『破戒』
- 薄田泣菫『白羊宮』
[編集] 誕生
[編集] 1月~3月
- 1月2日 - 三島雅夫、俳優(+ 1973年)
- 1月3日 - 豊田四郎、映画監督(+ 1977年)
- 1月3日 - 田中伊三次、弁護士・法学者・政治家・ロッキード事件調査委員長(+ 1987年)
- 1月6日 - 杉村春子、女優(+ 1997年)
- 1月21日 - 永田雅一、映画製作者・大毎・東京・ロッテオリオンズオーナー(+ 1985年)
- 1月22日 - ロバート・E・ハワード、SF作家・ファンタジー作家(+ 1936年)
- 2月4日 - ディートリッヒ・ボンヘッファー、ルター派の牧師・神学者(+ 1945年)
- 2月4日 - クライド・トンボー、天文学者(+ 1997年)
- 2月7日 - 愛新覚羅溥儀、清朝最後の皇帝・満州国皇帝(+ 1967年)
- 2月18日 - ハンス・アスペルガー (+1980年)
- 3月21日 - ジョン・ロックフェラー3世、実業家(+ 1978年)
- 3月31日 - 朝永振一郎、物理学者(+ 1979年)
[編集] 4月~6月
- 4月28日 - クルト・ゲーデル、数学者(+ 1978年)
- 5月6日 - アンドレ・ヴェイユ、数学者(+ 1998年)
- 5月25日 - 村上朝一、第6代最高裁判所長官(+ 1987年)
- 6月1日 - ウォルター・レッグ、レコーディング・プロデューサー(+ 1979年)
- 6月2日 - 橋本龍伍、元文部大臣・厚生大臣(+ 1962年)
- 6月17日 - トーマス・カウリング、天文学者(+ 1990年)
[編集] 7月~9月
- 7月2日 - ハンス・ベーテ、物理学者(+ 2005年)
- 8月14日 - ホルスト・P・ホルスト、写真家(+ 1999年)
- 9月20日 - 第十三代酒井田柿右衛門、陶芸家(+ 1982年)
- 9月25日 - ドミートリイ・ショスタコーヴィチ、作曲家(+ 1975年)
[編集] 10月~12月
- 10月20日 - 坂口安吾、小説家(+ 1955年)
- 10月30日 - ジュゼッペ・ファリーナ、F1レーサー(+ 1966年)
- 11月2日 - ルキノ・ヴィスコンティ、映画監督(+ 1976年)
- 11月17日 - 本田宗一郎、本田技研工業創業者(+ 1991年)
- 11月30日 - ジョン・ディクスン・カー、推理作家(+ 1977年)
- 12月18日 - 兼子一、法学者(+ 1973年)
- 12月30日 - セルゲイ・コロリョフ、ロケット開発指導者(+ 1966年)
[編集] 死去
[編集] 1月
- 1月4日 - 岩村高俊、武士・陸援隊・官僚・華族・貴族院議員(* 1845年)
- 1月4日 - 九条道孝、公卿・左大臣・貴族院議員・華族・東京海上保険会社創業者(* 1839年)
- 1月4日 - 福地源一郎、幕臣・ジャーナリスト・作家(* 1841年)
- 1月10日 - 京極高典、多度津藩主・華族(* 1836年)
- 1月13日 - アレクサンドル・ポポフ、物理学者(* 1859年)
- 1月29日 - クリスチャン9世、デンマーク国王(* 1818年)
[編集] 2月
- 2月27日 - サミュエル・ラングレー、天文学者(* 1834年)
[編集] 3月
[編集] 4月
- 4月10日 - ゲオルギー・ガポン、司祭(* 1870年)
- 4月11日 - フランシス・チャーチ、新聞記者(* 1839年)
- 4月19日 - ピエール・キュリー、物理学者・ノーベル物理学賞受賞者(* 1859年)
- 4月19日 - スペンサー・ゴア、テニス選手(* 1850年)
- 4月25日 - ジョン・ノウルズ・ペイン、作曲家(* 1839年)
- 4月 - 松浦脩、平戸新田藩主(* 1832年)
[編集] 5月
[編集] 6月
- 6月5日 - パウル・ドルーデ、物理学者(* 1863年)
- 6月5日 - エドゥアルト・フォン・ハルトマン、哲学者(* 1842年)
- 6月14日 - ジョルジュ・ライエ、天文学者(* 1839年)
- 6月 - サイゾンビー、競走馬(* 1902年)
[編集] 7月
- 7月5日 - クレメンス・ウィルヘルム・ヤコブ・メッケル、軍人(* 1842年)
- 7月23日 - 兒玉源太郎、軍人・陸軍大臣・参謀総長・台湾総督・華族(* 1852年)
- 7月29日 - アレクサンドル・ルイジーニ、作曲家・ヴァイオリニスト(* 1850年)
[編集] 8月
[編集] 9月
- 9月1日 - ジュゼッペ・ジャコーザ、詩人・劇作家(* 1847年)
- 9月5日 - ルートヴィッヒ・ボルツマン、物理学者・哲学者(* 1844年)
- 9月13日 - アルブレヒト・フォン・プロイセン、ホーエンツォレルン家王族・軍人(* 1837年)
- 9月28日 - 佐々友房、教育者・衆議院議員(* 1854年)
[編集] 10月
- 10月18日 - フリードリヒ・バイルシュタイン、化学者(* 1838年)
- 10月22日 - ポール・セザンヌ、画家(* 1839年)
- 10月27日 - 海江田信義、武士・奈良県知事・貴族院議員・華族(* 1832年)
[編集] 11月
[編集] 12月
[編集] 日時不詳
- 日時不詳 - 安里安恒、空手家(* 1828年か1827年)没年も1903年の可能性もあり
- 日時不詳 - 荒川亀斎、彫刻家・発明家(* 1827年)
- 日時不詳 - 相良知安、医者(* 1836年)
- 日時不詳 - ウラディーミル・スターソフ、芸術評論家(* 1824年)
- 日時不詳 - 乃美織江、武士(* 1822年)
[編集] ノーベル賞
- 物理学賞 - ジョセフ・ジョン・トムソン (Sir Joseph John Thomson)
- 化学賞 - アンリ・モアッサン (Henri Moissan)
- 生理学・医学賞 - カミッロ・ゴルジ (Camillo Golgi), サンティアゴ・ラモン・イ・カハール (Santiago Ramón y Cajal)
- 文学賞 - ジョズエ・カルドゥッチ (Giosuè Carducci)
- 平和賞 - セオドア・ルーズベルト (Theodore Roosevelt)