杉並区立和田中学校
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杉並区立和田中学校(すぎなみくりつわだちゅうがっこう)は、東京都杉並区和田にある公立中学校。最寄り駅は東高円寺駅。
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[編集] 概要
1949年に開校。初代校長は小川俊一郎である。
2003年に都内公立中学校で初の民間校長である藤原和博が就任すると、「私立を超えた公立校」を目指し大規模な学校改革を実施。補習の充実や習熟度別授業、少人数授業の導入、よのなか科の実施などを行ない、全国的な注目を集めている。
[編集] 特色
- 全国で初めて四季制を導入。主要教科のコマ数を最大限に増やし、通常より多い授業時間を確保している。
- 少人数授業が理科と社会科でも実施されている、全国でも珍しい学校である。
- 放課後には希望者を対象とした英語の講習などが実施されており、中学英語を超えた発展内容の先取りも可能である。
- 毎週火曜日には漢検に取り組んだり、作文講座を実施している。
- 土曜日には土曜日寺子屋(ドテラ)が実施され、教師や学生ボランティアの支援により勉強をサポートしている。
- よのなか科の実施。学校で習った知識を、実際の世の中で役立てることを目的とする。
- 校長室が開放されており、生徒の出入りが非常に活発である。「校長文庫」と呼ばれる本が常時置かれているほか、小柴昌俊などの著名人がたびたび訪れる。
- 水曜日の朝には落ち葉掃きなどのボランティア活動が生徒達により行なわれている。
[編集] 主な進学高校
難関高校に多数の合格者を輩出している。