東アジアサッカー連盟
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東アジアサッカー連盟(ひがしアジアサッカーれんめい、East Asian Football Federation)は、東アジアのサッカーの地域連盟。略称はEAFF。地域内の積極的な交流を図り、結束を深めることにより、域内のサッカーを発展させるとともに、サッカーを通じた平和への貢献を目的して設立された。2002年5月28日設立。事務局は東京都渋谷区にある。
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[編集] 背景
EAFFが発足された背景には、東アジア各国のアジアサッカー連盟(AFC) における地位が西アジアと比べ低い、ということがある。実際、FIFAランキングではベスト30位以内に東アジア(東南アジア含む)・西アジアともに2カ国づつランキングされているが、ベスト100以内でみると東アジア6カ国に対し、西アジアは8カ国である(2005年2月現在)。AFCチャンピオンズリーグにおいてみれば、グループステージのグループ数が東地区3グループ、西・中央地区4チームという振り分けになっている。また、AFC総会でも、西アジア地区の発言力が強い、といわれる。
そうした現状を打開しようという意向もあり、EAFFは、西アジアサッカー連盟などのようなAFCの下部組織ではなく、欧州サッカー連盟(UEFA) のような国際サッカー連盟(FIFA) 直属の独立した組織、という形態をとっている。
[編集] EAFFの主催する主な大会
[編集] 加盟国・地域
2007年現在、10の国・地域(準加盟含む)が加盟している。
※五十音順
※北マリアナ諸島サッカー協会は、2006年12月17日からEAFF準加盟協会として承認された。準加盟協会は、総会における投票権は有しないが、その他は加盟協会と同様の権利をもつ。また、北マリアナ諸島はオセアニアサッカー連盟の準会員でもある。
[編集] 関連項目
- ASEANサッカー連盟 (AFF)
- 南アジアサッカー連盟 (SAFF)
- 西アジアサッカー連盟 (WAFF)
[編集] 外部リンク
カテゴリ: AFC | 東アジアサッカー選手権