東アジアサッカー選手権2003
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東アジアサッカー選手権2003は、東アジアサッカー連盟(EAFF)が主催し、日本の横浜国際総合競技場などで、2003年12月4日から12月10日にかけて実施された、東アジアサッカー選手権第1回大会である。当初6月に開催予定だったが、SARSの影響を受けて12月に延期された。
参加4カ国のうち、2002 FIFAワールドカップ出場を果たした日本、韓国、中国の3カ国はシード国としての出場。また、香港は2月から3月にかけて実施され、東アジアサッカー連盟所属の5カ国(北朝鮮は不参加)で戦われた予選大会で優勝しての参加であった。なお、本大会には賞金がかかっていて、優勝チームには50万米ドル、以下それぞれ準優勝チームに30万ドル、3位チームに20万ドル、4位チームにも15万ドルがそれぞれ与えられた。
また日本では、大会の模様はフジテレビ系列で放送された。
[編集] 大会の結果
本大会では、参加4チームが総当りでそれぞれ1チーム3試合を戦うリーグ戦方式で行われ、その勝ち点、得失点差、総得点で順位を決定した。
本大会での結果は、以下のとおりだった。
- 優勝 韓国(勝ち点7)
- 準優勝 日本(勝ち点7)
- 3位 中国 (勝ち点3)
- 4位 香港 (勝ち点0)
(なお、韓国と日本の順位は両チームの総得点差で決定された。日本:3点 韓国:4点)
[編集] 日本代表の成績
サッカー日本代表の本大会での対戦成績は次のとおり。
- 日本対中国 (12月4日 国立霞ヶ丘競技場) 日本2-0中国
- 久保竜彦が開始4分、80分にそれぞれゴールを決め、日本快勝。
- 日本対香港 (12月7日 埼玉スタジアム2002) 日本1-0香港
- 日本圧倒的にボールを支配するも、得点は三都主アレサンドロのPKの1点のみ。香港善戦。
- 日本対韓国 (12月10日 横浜国際総合競技場) 日本0-0韓国
- 両チーム互いにゴールネットを揺らせず、引き分け。総得点差で韓国優勝。